西脇市議会 2015-12-09
平成27年総務産業常任委員会(12月 9日)
平成27年
総務産業常任委員会(12月 9日) 平 成 27 年 度
西 脇 市 議 会 総 務 産 業 常 任 委 員 会 会 議 録
平 成 27 年 12 月 9 日
西 脇 市 議 会
総務産業常任委員会会議録
1 開催月日 平成27年12月9日
2 開催時間 午前9時28分~午後2時18分(会議3時間31分)
休憩 午前9時53分~午前9時54分
午前10時54分~午前11時04分
午前11時50分~午後0時58分
3 開催場所 委員会室
4 出席委員
委員長 村 岡 栄 紀 副委員長 高 瀬 洋
委 員 古 西 祐 子 委 員 東 野 敏 弘
〃 岩 崎 貞 典 〃 林 晴 信
〃 寺 北 建 樹
議 長 村 井 公 平 副議長 ―
5 欠席委員 なし
6 欠 員 なし
7 説明のため出席した者の職氏名
市長 片 山 象 三
副市長 吉 田 孝 司
教育長 笹 倉 邦 好
都市経営部長 大 前 悟
次世代創生課長 萩 原 靖 久
総合企画課長 早 崎 育 子
財政課長 筒 井 研 策
財政課財政・
行政経営担当主幹 渡 辺 和 樹
まちづくり課長兼人権室長 柳 田 みどり
総務部長兼総務課長 藤 原 良 規
総務課事務管理・統計担当主幹 山 口 英 之
秘書広報課長 足 立 英 則
税務課長 高 橋 芳 文
都市整備部長 嶋 本 隆 男
産業活力再生部長 仲 田 仁 久
農林振興課長 嶋 津 悟
商工観光課長 戸 田 雅 人
上下水道部長 井 上 悦 雄
上下水道部管理課長 岡 本 好 正
上下水道部工務課長 田 中 浩 敬
監査・
公平委員会事務局長兼
選挙管理委員会事務局長兼書記長 藤 原 祥 文
福祉部長兼福祉事務所長兼
社会福祉課長 細 川 喜美博
長寿福祉課長 伊 藤 景 香
長寿福祉課主幹兼
地域包括支援センター所長 村 井 真 紀
こども福祉課長 清 水 貴美代
こども福祉課子育て政策担当主幹 鈴 木 成 幸
戸籍住民課長 赤 松 たまゑ
環境課長 藤 井 敬 也
防災安全課長 岸 本 正 昭
教育総務課主幹兼
学校給食センター所長 大 隅 誠 一
生涯学習課長兼中央公民館長 山 本 昇 司
8
出席事務局職員
事務局長 山 口 知 哉 事務局主幹 高 瀬 崇
事務局主査 岸 本 仁 子 書記 冨 原 幹 男
9 傍聴議員
坂 部 武 美 浅 田 康 子 岡 崎 義 樹
宮 﨑 春 貴 村 井 正 信 中 川 正 則
高 橋 博 久
10 案 件
(1)議案審査
①議案第87号 西脇市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に
関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について
②議案第88号 日本の
へそ西脇地域食材で
おもてなし条例の制定について
③議案第89号 議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部
を改正する条例の制定について
④議案第90号 西脇市証人等の
実費弁償支給条例の一部を改正する条例の制定につい
て
⑤議案第91号 西脇市税条例の一部を改正する条例の制定について
⑥議案第94号 西脇市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する等の条例の
制定について
⑦議案第103号
北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結
について
⑧議案第104号 西脇市
コミュニティセンター西脇区会館の管理に係る指定管理者の指
定について
⑨議案第105号 西脇市
コミュニティセンター日野地区会館の管理に係る指定管理者の
指定について
⑩議案第107号
北はりま田園空間博物館総合案内所の管理に係る指定管理者の指定に
ついて
(2)調査事項
①西監報第13号 例月出納検査の結果について(報告)
②西監報第14号 例月出納検査の結果について(報告)
(4)その他
【※
議会報告会関係】
① 春日浄水場について
・廃止に伴う地元説明について
② コミュニティバスについて
・茜が
丘複合施設Miraieへの土日運行について
・富田町を通らないルートの検討について
③ 交通アクセスについて
・西脇市駅の看板設置について(駅から市内中心部への
徒歩移動ルート)
・市外から市役所までの案内について
・野村大
橋東詰め交差点改良について
④ 道路事情について
・国道175号の非常駐車帯の改善について
・歩道設置について
(1)国道427号(中兵庫から西脇小学校の間)
(2)上戸田交差点から八幡神社の間
・上野上戸田線(
上戸田交差点~八幡神社~国道427号)における車両速度抑制対
策について
⑤ 河川整備について(加古川・杉原川)
・
加古川右岸堤防(上戸田付近)の改良(掘削・かさ上げ等)について
・
春日橋橋脚部分の掘削について
・日野地区東部の排水計画について
⑥ 土地利用について
・
市街化調整区域の見直しに伴う土地の利活用について(高松町・上比延町)
・農振農用地の転用について(高松町)
・旧黒田庄町役場の跡地利用について
(5)理事者報告
西脇市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略(素案)について
(6)
特定所管事務調査について
△開会 午前9時28分
○村岡委員長
それでは、定刻より若干早いんですが、
皆さんおそろいのようですので、ただいまから、
総務産業常任委員会を開催させていただきます。
皆さん、おはようございます。
年内も残り少なくなり、師走の気ぜわしさを感じるようになってまいりましたが、皆様方におかれましては、公私御多忙のところ御出席いただき、ありがとうございます。
さて、このたび、委員会の編成がえで、
総務産業常任委員会の委員長を拝命いたしました、私、村岡と、
○高瀬副委員長
副委員長の高瀬です。よろしくお願いします。
○村岡委員長
よろしくお願いします。
まだまだ不なれな身ではございますが、一生懸命、全力で臨んでまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いします。
本日付託を受けました案件は、いずれも、市政運営上、重要なものばかりであります。委員各位には慎重に審議いただき、適切妥当な結論を賜りたいと存じます。
また、先般の本会議におきまして、申し合わせにより、村井公平議長が本
常任委員会委員を辞任されました。したがいまして、本委員会は7名の委員によって審査等を行ってまいりますので、しっかりと議論をお願い申し上げておきたいと思います。
なお、本日の傍聴議員は中川議員を初め7名でございます。
それでは、委員会を開催するに当たり、初めに市長より御挨拶をいただきます。
○片山市長
おはようございます。
本日、委員各位には、
総務産業常任委員会に御精励をいただきましてありがとうございます。
本日の委員会に付託されました議案10件、監査委員の報告2件、いずれも、市政運営上、重要な案件でありますので、慎重に御審議を賜り、原案に御賛同いただきますようお願い申し上げます。
また、委員会、その他のところで、西脇市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略(素案)について御報告申し上げます。
よろしくお願いします。
○村岡委員長
副市長。
○吉田副市長
本日、土木課長がやむを得ない事情で欠席をさせていただいておりますことを御了承いただきたいと思います。
以上です。
○村岡委員長
それでは、議案審査に入らせていただきます。
まず、議案第87号西脇市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定についてを議題とします。
理事者から議案説明をお願いします。
○
早崎総合企画課長
議案第87号につきまして、委員会説明を申し上げます。
第4条の個人番号の利用範囲でございますが、個人番号の利用は、番号法で厳格に定められておりまして、番号法に規定する事務及び番号法第9条第2項に基づき、市が条例で定める事務以外には個人番号を利用することはできないこととなっております。
そのため、本条例において個人番号を利用する事務を別表第1に、庁内で連携する事務と情報を別表第2に定めることで個人番号を利用できるようにするものでございます。
それでは、資料を2枚お渡ししておりますが、まず、1枚目の資料、縦長のものですが、そのものに沿いまして資料説明をさせていただきます。
これは、生活保護の事務と一体的に実施される、外国人の保護に関する事務を例にしてイメージした図でございます。
現状の運用では、生活保護及び外国人の保護に関する事務においては税務情報を受け取ることができません。このため、保護の申請時には所得状況がわかる書類の添付が必要となります。これが一番上の図になります。
そして、真ん中の図になりますが、社会保障・税番号制度が開始されますと、番号法の規定によりまして、生活保護事務や
市民税賦課事務で個人番号を利用できることとなりまして、国が設置します「
情報提供ネットワーク」を経由いたしまして、他市町村が保有する特定個人情報を受け取ることが可能となります。しかしながら、番号法に規定されていない、外国人の保護に関する事務や庁内の事務の間での特定個人情報の利用はできません。つまり、市内に在住する方や外国人の
生活保護対象者は所得状況がわかる書類の添付が必要となります。
本条例において、生活保護の事務と一体的に実施されます外国人の保護に関する事務につきましても、個人番号を利用できる事務として規定し、庁内の事務の間で特定個人情報を利用することで、全ての
生活保護申請者に対する所得状況がわかる書類の提出義務が免除され、市民の利便性の向上と行政の効率化が図られることとなります。
その後ろにつけております横長の分に関しましては、番号法に規定する事務の利用範囲を掲げているものでございます。参考としてごらんいただきたいと思います。
以上でございます。
○村岡委員長
説明は終わりました。
質疑に入ります。
質疑、意見等ありませんでしょうか。
○寺北委員
そしたら、何点かお尋ねするんですけれども。
第3条の市の責務いうことで、地域の特性に応じた施策をいうことになってますね。例えば、これは、具体的に言えばどういう内容になるのかいうのが1点。
それと、第4条の、今ちょっと説明があったんですけれども、別表第1と別表第2の、もう少し具体的な違いの説明をお願いします。
そういう面で言えば、別表第1の執行機関と事務、別表第2の執行機関、事務、特定個人情報、これについても詳しくちょっと説明をお願いしたいと思います。
それと、第4条の2項の4行目、法の規定により、これが、この資料の2枚目の内容いうことでいいわけですか、第4条の2項いうのは、いうことをちょっと確認したいと思います。
○
早崎総合企画課長
先ほど、委員から御質問のありました、地域の特性に応じたというところの事務が別表1になります。これは、県の委任事務等で県が実施するもの、また、それによりまして、市が効率化をアップできるものなどを三つ掲げております。それが別表1になります。
別表2になりますが、これは、1から8は法で決まっている事務になります。この別表9から11をよく見ていただきますと、この独自利用になります1が、別表2では9になってございます。この別表1の2が、別表2では10、そして、別表3では、別表2で11ということで、これは、条例を定めまして、別表1が利用が可能になる地域特性の事務ということになりますし、それを庁内連携をするということがこの別表2に掲げている内容になるということになります。
それと、別表2の執行機関のことの御質問だったかと思うんですが、これは、全て執行するのは市長部局ということ。そして、それに付随する事務をここに掲げております。
それと、特定個人情報に関する法律をこの1番右に表として上げているものでございます。
申しわけございません、あともう一つの御質問はどんなことでしたでしょうか。
○寺北委員
第4条の2項のこの4行目からの分がこの資料の2枚目の内容なんですかという確認なんですけれども。
○
安田総合企画課課長補佐
第4条の第2項でございますが、これにつきましては、条例の別表2の部分でございます。いわゆる、利用する事務の中で、庁内で連携する情報を記載しております。
以上でございます。
○寺北委員
ちょっと私は誤解してたんやけれども、
情報提供ネットワークシステムを使用してということで言えば、ほかの自治体との関係かなと思てたんですけれども、そうじゃないんですね。
○
安田総合企画課課長補佐
情報提供ネットワークにつきましては、委員おっしゃいましたように、先ほど、添付書類の縦長の分の矢印がクロスしている部分についてでございます。
これにつきましては、番号法の別表第2、添付書類としてはないんですけれども、法律の中で連携がうたわれているところがございます。これについては、法律で記載されているところなんでございますが、それと同じような位置づけで、庁内間の連携を行わすために条例に記載するというものになっておりまして、条例の別表第2に該当するところでございます。
以上です。
○寺北委員
もう一度確認するんですけれども、第3条の地域の特性いうのはもう別表1だけですか。もう単純に私はあれかなと思てたんです。ここへ住民票の交付をする場合とか、この独自の施策を各自治体で入れていいということになってるから、そのことをうたってるんかなと思たんやけれども、全くそれは関係ないんですね。
○
早崎総合企画課長
法の中でうたっていない、また、マイナンバーと密接に関係のある事務ですが、ここの3条に上げています分は、独自で、地域特性のということになりますとこの三つになります。
以上です。
○寺北委員
そしたら、その西脇の通知カードじゃなしに、
個人番号カードですか、あれを使って、各自治体で独自にいろいろ付加していくいうのありますよね。そういう場合は、この条例とは関係してくるんですか。全くそれは関係ないんですか。
○
早崎総合企画課長
付加の分に関しましては、また別の条例になってきますので、今回のこれとはまた別になります。
○
安田総合企画課課長補佐
1点補足させていただきます。
マイナンバーカードの独自利用につきましては、番号法18条の中で、条例に規定することによって使えるというふうに決まっております。
ですので、今回の条例につきましては、番号の利用についてというところに限定した規定になっております。
以上です。
○寺北委員
そしたら、新たな条例をつくるのか、それとも、条例の一部改正なのかいうことで言えば、新たな条例いうことになるんですか。
○
早崎総合企画課長
また別の、新たな条例を制定することになると思います。
○東野委員
寺北委員の質疑に関係をする部分なんですが、現時点では、この地域の特性に応じた施策というのは、当然、
マイナンバー法に基づく行政内の手続、それを簡素化するためのもの。けれども、これから市が独自にという形で、ここで書いてある、地域の特性に応じたこういうふうな施策を実行する、それは庁舎内の関係の部分なんですが、そういうふうな部分というのは、別表をふやすという、そういうふうな中で入れることが可能になる条例というふうに私は理解をしているんですが、これは間違ってはいないんでしょうか。
○
早崎総合企画課長
今おっしゃっているとおり、この別表というのは追加されていくかもわからないというような内容になります。
以上です。
○東野委員
多分、寺北委員が言われている部分というのは、
マイナンバーカードそのものの利用という形の、そういうふうな形で、そこにいろいろなものを付加すると。これは、多分、別の条例ということなんですが、庁舎内で、いろいろこういった手続上のこと、そういうふうな部分で言えば、現時点ではこの三つだけども、新たにこういうふうな手続をしていく場合だったら庁舎の中で連携ができる。そういうことを、別表をつけ加えることによって利便性を図っていくということになっていくんだろうと。そういうふうなための条例、そのための地域の特性に応じてという一言が入っているという理解で、それを確認したんですが、そのとおりだという、再度確認ですが、それでよろしいんですね。
○
早崎総合企画課長
そのとおりでございます。
○東野委員
その上で、2点ちょっとお尋ねをしたいんですが。
まず1点、
予算決算特別委員会の中で、質疑をさせていただいた。例えば、臨時給付金、福祉部の関係の、そういうふうなときの個人情報との関係ということで、大変、住民の利便性というか、住民の中でも、自分は手続にいったけれども、そこ違ってた、そういうことがありましたが、今回のこの条例の部分であったら、そのことはクリアができるんでしょうか。ここには上がってないし、ただ、番号法のここの、いただいたものの中だったら、福祉、医療、その他の分野、ここの全体の中に入ってくるのかということが、ちょっと私なんか理解ができないものですから、今行われている
臨時給付金支給の事務に関しては、これは利用ができるんでしょうか、できないんでしょうか。
○
早崎総合企画課長
この利用範囲の中に入っている事務であれば利用できるということになります。
以上です。
○東野委員
それで、具体的に今事務が行われている、その福祉部の
臨時給付金支給事務がありますね。これは含まれているんですかということなんです。
○細川福祉部長兼福祉事務所長兼
社会福祉課長
臨時福祉金の給付事務については今回は条例の中には入ってございません。
○東野委員
そういう点ではいろいろ問題もあって、個人情報保護の関係の部分があって、むしろ、そのことで対象者の市民の方々に、いろいろ行政不信につながるようなことがありましたから、むしろ、それは考えるべきではないかなというふうに思ったりはしたんですが、その点についてはいかがでしょうか。それできないんでしょうか。
○細川福祉部長兼福祉事務所長兼
社会福祉課長
臨時福祉金の申請に当たりましては、申請時に所得の確認をするということで、申請の中で了解を得ているという形で処理をさせていただいております。
現状におきまして、
臨時福祉給付金の事務につきましては、今後継続されるかどうかといった、施策として継続されるかどうかという、消費税対応という視点から、消費税が上がるまでというような事務でございますので、条例に掲げて、継続して対応する事務ではないのではないかという判断から、今回は見送りをさせていただいております。
以上です。
○東野委員
部長の答弁だと、市でこれは扱わないという判断をしているということ。使うことができるけれども、市の判断で使わない、そういう理解でいいんですか。
○細川福祉部長兼福祉事務所長兼
社会福祉課長
今回の条例に関しましては、国のほうから、福祉の関係でありますとか、災害の対応でありますとか、規定がございます。その中で、福祉関係事務ということで理解をしておりますけれども、先ほど申し上げましたような形で、市としては、今回の条例には掲げないという形で、市のほうで判断をいたしております。
○村岡委員長
ほかに。
○寺北委員
この第3条の地域の特性に応じた施策いうのは、これは西脇市独自の内容ですか、この別表第1の内容いうのは。それとも、兵庫県下とか、どこかで共通した内容なんですか。西脇市が選んだ内容ですか、三つは。
○
早崎総合企画課長
申しわけございません、他市の状況までは確認しておりませんが、県の委任事務等が入っておりますので、実質、県下同じ特性のある事務として上げているかと思われます。
以上です。
○村岡委員長
ほかに、質疑、意見等。
○古西委員
このたびの議会報告会で、各町回っていますと、
マイナンバー制度の周知ができているとは思えないような感じで、市民の方、いろいろ言われているのをお聞きしました。
この条例は、その
マイナンバー制度に関する市の条例制定ということなんですが、通常、条例制定がなされるときは、
パブリックコメントを実施していることが多いのではないかと思うんですが、この条例、特に、マイナンバーという非常に大きな制度にかかわる条例制定であるのに、
パブリックコメントがとられてなかったのではないかと思うんですが、それはどうしてなんでしょうか。
○村岡委員長
暫時休憩いたします。
休憩 午前9時53分
───────────────────
再開 午前9時54分
○村岡委員長
会議を再開します。
○
足立秘書広報課長
パブリックコメントをどうして実施しなかったのかというお話でございます。
パブリックコメントにつきましては、庁内で西脇市
市民意見提出手続に関する規則というのを設けまして実施をさせていただいているところでございます。
その第3条におきまして、
パブリックコメントを実施する対象の事業を規定いたしております。その中に、市の基本的な制度、それから、市政に関する基本方針を定める内容とする条例の制定と改廃ということがうたわれております。この市の基本的な制度というのに該当するかどうかというところが争点になると思います。
今回につきましては、この市の基本的な制度に該当しないというふうな判断をいたしたところです。
以上です。
○古西委員
市の基本的な制度に当たるかどうかということで、当たらないと判断されたということなんですが、その判断の基準というのが私にはちょっとわからないんですが、他市の、今回、
マイナンバー制度が日本中で取り入れられるに当たり、このような自治体が条例制定をされているようで、
パブリックコメントをとっている自治体もたくさんございました。
市の独自施策ということで、今回、西脇市が選んだこの三つの独自施策は、市の基本的な制度に当たらないという判断だったということでよろしいんでしょうか。
○
足立秘書広報課長
はい、おっしゃいますとおり、県内も同様の条例を制定しておるというようなところから、市の基本的な制度というものには該当しないという判断をいたしました。
以上でございます。
○古西委員
それから、この三つの独自施策を使うようにするに当たり、そのシステム改修などのコストは発生しないんでしょうか。
○
安田総合企画課課長補佐
情報連携に係るシステム改修というのは一部発生します。それにつきましては、今回の、いわゆる三つ上げている市独自の部分に限らず、いわゆる法律に定められた事務につきましても関係ある部分でございますので、それも含めてシステム改修は行われております。費用も発生しております。
以上です。
○古西委員
そのコストは、この3月に出されました予算の中に計上されているということでいいのかどうか。
また、もう一つ、この独自利用、今回、三つ上げられておりますが、今後さらにふえる可能性があるということですが、ふえるとしましたら、その後の計画、スケジュールは決まっているんでしょうか。
○
安田総合企画課課長補佐
予算につきましては、年度当初に上げております、マイナンバーに係るシステム改修の費用の中に含まれております。
もう1点の、追加の部分でございますけれども、今のところ、具体的に何があるというのは想定しておりません。今考えられている全てを上げているところでございますので、また、それぞれの業務で追加が必要になる段階でスケジュールを引いて、実施に向けて、いわゆる条例の制定につきましてスケジュールを決めていきたいと考えております。
以上でございます。
○岩崎委員
最初の段階に実は戻るんですけれども、今現在、通知カードがそれぞれの皆さん方のおうちに、私とこなんか、きのう、おとつい来たんですけれども、中には、この通知カードが来ても、例えば、不在の場合、不在票が入りますよね。そしたら、その不在で、1週間でしたかな、郵便局が保管するのは、その後は、また市のほうへ戻ってくるということで、中には、不在、おられても、それすら拒否すると、受け取り拒否すると、そのような方が何かたくさんおられるというようなことを聞くんですが、そこの対応というのはどういうふうに行政としては考えておられるんですか。
○赤松戸籍住民課長
西脇市内の通知カードですけれども、この日曜日に配達が一応完了しましたということで聞いております。
配達完了したということですが、不在票が入って、しばらく保管されている分も中にはあります。その期間が経過したものが西脇市役所のほうへ順次返ってきておりますので、今、それを整理しまして、宛てどころ不明という形で返ってくるもの、保管期間が経過したために返ってくるもの、受け取り拒否をされて返ってくるものということで三種類あります。
受け取り拒否の分も数件あります。ほかのその他の分に関しましては、既に転居されておりましたり、転出されております方に関して、今の新しい住所地に受け取りに来られるのかどうするかということを、お問い合わせのお便りを今発送する準備をしております。
あと、受け取り拒否の方に関しましては、もう一度、例えば、送付をしたとしても、恐らく同じことになるのかなと想定するんですけれども、受け取り拒否をされたとしても、御本人様の番号は消えるわけではありませんので、受け取り拒否をされて、実際にその番号が必要になったときに、御本人様がどうされるかというところになります。ただ、住民票に番号をつけてお渡しすることは可能ですので、必ずしも通知カードがないと番号がわからないわけではないので、御相談に来られた場合には、そのようなお話をさせていただこうと考えております。
以上です。
○岩崎委員
もちろん、年金、介護、医療、税金というふうに使われるということで、私は、これの必要性、市民の皆さん方に対して、これは、皆さん、ぜひ、個人番号までとってくださいよというような、やっぱりそういう必要性を周知する必要があるんではないかと。やはり今、ラジオ、テレビ等で、割合、個人情報のことやら、これを受け取ったら、もうあんたの全てがもう全て筒抜けやでとかというようなことがどうもひとり歩きをして、そのような情報が変に聞いておられる方の中にそういうことが感化されてしまって、何かそれがほんとのようになってるんで、いやいや、そうやないんですよと、この個人番号とっていただいたら、こういうことについて、こういう便利、メリットがあるんですよということを、もっともっと行政のほうが言わないと、何かこうメディアのほうに踊らされていってしまうような、そういうような風潮に今実はあるんです。
だから、そこらのとこは、それぞれの自治体によって、特に西脇市の場合は、こういうことはもう絶対ありませんので、こういうことに対しては、それは間違いなので、何とか、皆さん方、この通知カード、または
個人番号カードをとってくださいよというような、やはり周知する方法というのは何かお考えになっておられますでしょうか、今後の対応として。
○
早崎総合企画課長
今度、1月には
個人番号カードというのが交付されるようになるんですが、いろいろなメディアでの報道等で、大丈夫やろかと思われている、特にお年寄りの方が多いかと思います。免許証もなくなってしまって、証明するものがないって、その中で、この番号カードどうなんやろとお思いになっている方も多いかと思います。
でも、これは国の制度で番号カードを発行して、マイナンバーをつけていこうというようなことになっておりますので、できましたら、地域、特に、お年寄りの方を対象に、何か説明会みたいなものを開催していくような方向で考えていきたいというふうに思っております。
以上です。
○岩崎委員
ぜひそれをやっていただきたい。特に、ほんとに、お年寄りに聞くと、もう、私ら、今まで何も不便を感じてないんやと。せやけど、あんだけいろいろなことで、今は、この番号カード詐欺というようなことも報道もされてますので、もうそれやったら、いっそのこと、もう受け取らんと、もう知らんとやっても、私は何も差し支えはないんやというような思いはございますので、ぜひ、そういったような方々に対して十分な説明を今後お願いしたいと、このように思っております。
以上です。
○村岡委員長
ほかに、質疑、意見等ありますでしょうか。
○林委員
この新設の条例なんですけれども、この条例がもしなければ何が困るんですか。
資料1にある、この市民の方が、要は、1工程手間がふえる、所得証明書等の提出を求めないかんと、それぐらいですか。
○
早崎総合企画課長
手間が省けるというようなことにもなるんですが、今後どんなこと、今は窓口に、例えば、税情報でありましたら、来られた方に対しまして、税情報を閲覧するということを、署名・捺印いただいたりしながら同意を得ておりますが、今後、この条例を制定しましたら、そういうことは、確認はいたしますけれども、あえて、サイン・捺印が要らない。同意は得ても、要らないというようなことになるかと思うんですが、これは、国の制度でいろいろなことが今から付加されていくかと思います。
他市も条例を制定していく、そういうような中でいろいろな不便が出てくるかというようなことは想定されますので、今このままで、この部分だけでいけるかもわかりませんが、今後、いろいろなことを見据えますと、今回の条例制定というのは必要ではないかというふうに考えております。
以上です。
○林委員
要は、今、この条例を制定しておかないと、後々いろいろなところで災いが出てくると。災いと言うたらおかしいですね。いろいろな、例えば、税情報を追加していったりすると思うんです、当然、将来的には。そこからどうしていくかというのはあると思うんですが、今のところは、このぐらいのメリットしかないけれども、今後、いろいろなことに利用するためには、この条例を今の段階でつくっておかなければならないというふうな捉え方でよろしいですか。
もう一つ、マイナンバーというのは反対者もいらっしゃるわけです。反対者から見れば、いやいや、これから先、いろいろなことにマイナンバーというのは使ってほしくないから、こういう条例は設置させんほうがええという理屈も成り立つわけですわね。いや、私の捉え方間違っとったら言ってくださいよ。
そのあたり、どうですか。
○
安田総合企画課課長補佐
少し補足説明的なことになってしまうんですけれども、今回、条例では、三つの業務について条例を制定しようとしているものでございます。
ただ、その番号法としまして、法律の中で、99項の業務につきましてすることにもう定められております。西脇市独自でしようとしております三つにつきましては、その法律の一部といいますか、一体となって事務を行うようなものになっております。
ですので、例えば、生活保護の業務を例にしましたら、日本国民、西脇市民の
生活保護対象者に対する事務のいわゆる流れと外国人の事務の流れが異なると。同じ一体となって生活保護の審査を行うにしても、いわゆる日本人か外国人かによって提出する書類も違ってくるというようなところで、事務の流れは異なってしまいます。この条例を制定しないと異なってきます。
そこを統一的、いわゆる、生活保護という一つの業務を、統一的に事務を行うに当たって、今回、条例を制定することによって、共通的な事務の流れとしたいというふうに考えております。
以上でございます。
○林委員
だから、今の現段階では、生活保護、特に外国籍にある方の部分だけですか。この資料1にもありますけれども、その部分だけですか。なかったら困るということね。
今の現状と、この条例を制定することでどう変わっていくかということなんです。今の段階ではそれだけということですね。
○
早崎総合企画課長
現段階におきましては、生活保護というのが主なことになるかと思われます。
以上です。
○古西委員
すいません、
パブリックコメントのことは先ほどお聞きしたんですが、その前の寺北委員の質問で、住民票などを
マイナンバーカードで使えるようにするのを、もし、するようになった場合は、新たな条例をするというふうに条例をつくるというふうに言われたんですが、その場合は
パブリックコメントをするんですか。
○
足立秘書広報課長
住民票等をマイナンバーを利用して取得する場合のお尋ねだと思いますが、それにつきましては、内容等を、ちょっと中身を見て、精査した上で、市として
パブリックコメントを実施するか、しないかというのは決定していくことだと考えております。
以上です。
○古西委員
このたびのマイナンバーの目的は行政の効率化ということなんですが、これから、どのように西脇市役所の中で行政の効率化がどのような形であらわれるのか。
例えば、非常に効率化が進み、職員数の低減とかにつながっていったりするんでしょうか。
○高瀬副委員長
今の質問はこの議案とどうかかわるんですか。
委員長のかわりに聞いてるんですけれども。
余り、この全体の事務の効率化の話と直接大きくかかわらないと思います。
○古西委員
直接かかわらないかどうか、ちょっと、私、判断よくできないんですが、この条例がほんとに必要かどうか、私自身、判断する上でお聞きしました。
○
早崎総合企画課長
先ほど、林委員さんからの御質問にもありましたが、現在、国の制度で定められているような、そのような中で、行政、各自治体がどうやっていこうかというような事務の内容になります。
ですから、私どもとしては必要な条例であるというふうに思っております。
以上です。
○古西委員
情報セキュリティー対策についてお伺いするんですが、このたび、この
マイナンバー制度を取り扱うに当たり、庁内での対策強化などはどのように図られているんでしょうか。
○高瀬副委員長
それは、前回、マイナンバーの制度を実施するに当たって、市のセキュリティー条例の変更とかしたので、そういうことだと思うんですけれども。
〔寺北委員「副委員長が言うことちゃう」の声あり〕
○村岡委員長
それでは、今の古西委員の発言に関して。
○
安田総合企画課課長補佐
制度につきましては、個人情報保護条例を改正しました。
それから、システム的なところで言いますと、いわゆる、インターネットとこのマイナンバーに係る、LG1と言われてるんですけれども、総合行政ネットワーク、これは、行政機関だけの閉じられたネットワークなんですけれども、そうやって、いわゆる、一般的なインターネットと行政が使うネットワークを物理的に分離するというような対策をとっております。
そういったところから、一般の市民の方がそのネットワークに入ってくるということは不可能なような状況になっております。
以上でございます。
○古西委員
システム的にはわかりました。
それ以外で、このマイナンバーを取り扱うに当たり、庁内で、今までなかったようなセキュリティーに対する対策を特別に決めたりということはあるんですか。
○
安田総合企画課課長補佐
個人情報、特定個人情報、いわゆる、個人番号を扱うような情報の取り扱いにつきまして、職員研修等々を行って、職員の、いわゆる個人番号の保護に関する認識を、認識といいますか、意識の改革を行ったところでございます。
以上でございます。
○村岡委員長
ほかに、質疑、意見等ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
ほかにないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議はよろしいでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
反対討論ありませんか。
○寺北委員
私は、この
マイナンバー制度そのものに反対してます。
市民の自由いうんですか、国民の自由、プライバシーの問題ですね、そのことが大きく侵害されていくだろうと、今後、いうのを予想してます。
今、林委員の質疑にもあったんですけれども、これがなかったらどんな不便があるんやと。私は、国民にとってほとんど不便はないだろうと見てます。国民にとってほとんど不便はないだろうと見てます。行政にとっては非常に便利な法律だと、制度だというふうに考えております。
そういった点では、先ほど、岩崎委員が、もっと市民の皆さんにこのマイナンバーの啓発をやりなさいと言ってたけれども、国民にとってそないに便利なものではないやつ、少々啓発してもそうふえないだろうなと。ふえるとしたら、独自に住民票とるときにこれが使えますよとか、何々するときにこのカードが使えますよいう、市独自のやつをふやせば、そのために、ほな持とかというのはあると思いますけれども。
しかし、そうなれば、今度は反対に、そのカードを持ち歩かなきゃいけないと。そうしたら、それによって紛失したり、いろいろな事故が起こってくるだろうという意味での矛盾はまた抱えてくるだろうというふうに私は思ってます。
そういった点では、今、通知カードいうのは引き出しの奥に丁寧にしもとったらいい。番号は、もし、後で市税条例の際に聞こうかなと思ってたんですけれども、その番号を書かなかったらどんな不利があるんやと、不利益があるんやと。私はほとんどないと見てます。国民にとって、番号をもし書かなかっても、行政独自にその番号を入れることができるような形になってると思いますので、私は、番号がなかっても、国民にとって不利はないだろうないうふうに思ってますので、やっぱりプライバシーの侵害等々、情報が漏れることによる、それのマイナスのほうが大きいだろうという、市民から見ればですよ、ありますので、この制度そのものに反対している関係で、この条例制定にも反対したい。
それと、今、この項目だけが法律で決まっておりますが、もうこの施行前に、この1月なる前に、もう国で新たな追加の内容いうのはもう決まっとるわけなんです。
一番最初、この問題が出た折に、前の法律が出た折には、施行後3年たって、新たな拡大のことについて出しましょうという話だったんですけれども、施行前に、もう次の貯金の話とか、生命保険の関係とか、いろいろな形で次々と拡大してきとるんです。それは、全て、国民にとってプラスになってる内容じゃないと。やっぱり行政にとっては非常にプラスだと思いますので、そういった内容の法律であるということから、私は、この条例制定については反対したいと思います。
○村岡委員長
続いて、賛成討論ありませんか。
○岩崎委員
私は、もちろん、行政の効率化ということで、これには賛成するんですが、やはり年金、介護、医療、税金ということで、今から、西脇の市役所も非常に職員も減っていく中において、やはり安全でかつ正確にやるためには、この制度はぜひ必要ではないかと、私はこのように思っております。
したがって、私は賛成です。
○村岡委員長
反対討論ありませんか。
○古西委員
そもそも、私も、
マイナンバー制度自体に反対です。
このたびの市の番号条例ができることによりまして、マイナンバーの市の独自利用が際限なく広がる可能性が出てきまして、心配される情報漏えい、また、国からの監視が進む危険性が高まると言わざるを得ません。
また、市にとっても、システム改修などのコスト増が懸念されます。通知カードや
個人番号カードを受け取ることは義務ではなく、あくまでも任意です。
以上などの理由から、この議案に反対します。
○村岡委員長
賛成討論ありませんか。
○高瀬副委員長
今の反対討論を聞いてると、要は、そもそもマイナンバーには反対なんだと。だから、この議案にも反対ですという、簡単に言うたらそういうストーリーになるんですけれども。
ということは、これから、このマイナンバーの活用の幅を広げるに当たって西脇市が条例を追加したり、変更したりするたびに、私は、マイナンバー、そもそも反対なんですということで、同じ理由でこれからずっと反対ということになってしまうんですけれども。
マイナンバーはもう国でやるということが決まっているわけだから、その前提に立って、その先のこととして、こういう分野に適用したいのでこの条例をいじりたいんですという、そこのところで、いや、マイナンバーはこういうことには使うべきでないから、だから反対という、そういう、もうちょっと先の部分の議論を、これから私は西脇市としてはすべきではないかと思うんです。
だから、そういう意味で言うと、今の反対討論を聞いてると、私自身は納得できるものではないし、私は、マイナンバーと、今回の条例の内容にも賛成したいというふうに思います。
以上です。
○村岡委員長
ほかに、反対討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
賛成討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ほかにないようですので、これで討論を終わります。
それでは、採決いたします。
議案第87号西脇市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
賛成多数であります。
よって、議案第87号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
次に、議案第88号日本の
へそ西脇地域食材で
おもてなし条例の制定についてを議題とします。
理事者から委員会説明をお願いします。
○嶋津農林振興課長
議案第88号につきまして、委員会説明をいたします。
本条例を制定する目的については、地域食材を活用したおもてなしの基本理念及び市の責務並びに生産者及び市民の役割を定め、地域食材の活用により、市民等が郷土愛と思いやりを持って来訪者をもてなすことで、西脇市の観光等、地域経済の活性化を図ることとしております。
以上、よろしくお願いいたします。
○村岡委員長
説明は終わりました。
質疑に入ります。
質疑、意見等ありませんでしょうか。
○寺北委員
もう一つ、地域食材の活用いうのはわかるんですけれども、それとおもてなしいうのが何か、私のおもてなしのイメージが悪いんかもわかれへんねんけれども、何かつながらないんです、おもてなしいうその言葉が。地域食材を活用して西脇市を観光のまちにしよう、単純にそれはそれでわかるんですけれども。
それと、おもてなしいうて何やと。なぜ、市民が商工業者とか観光によって潤う人たちが力入れるいうことで言うたらわかるんやけれども、市民がそのことにどう役割を果たすんかいうのが私はつながらないんです。
もう少しちょっと説明お願いできますか。
○嶋津農林振興課長
まず、なぜ、地域食材でおもてなしと、それがつながらないというふうなお話なんですけれども、まず、西脇にいろいろな来訪者が来られます。そのときに、皆さん、大抵、お料理を出したりとか、そういうようなことでもてなすということはされるわけですが、それに、さらに、西脇らしさというものを加えて、西脇でできた野菜だったりとか、肉だったりとか、そういうものを出して、さらにおもてなしをプラスアルファというか、より西脇らしさみたいなんを出す。
そうすることによって、一つ、西脇のPRになってくる。一人一人が西脇のPRをしていく広報大使みたいな形で、皆さんがどんどん地域食材を使うこと、それを使ったお料理を出したりとか、おもてなしをすることによって、より西脇らしさが出て、PRにもなってくると。そういうことをすること、それがいっぱい、市民の方がそれぞれやることによって、草の根のPRといいますか、そういうのが出てくると。
それが、さらに、西脇へ来るとこういうふうなもてなしされますよみたいなことが、各個人でもあるし、それがまた、飲食店、そういったところでも地元野菜が食べられるみたいなことになってくると、また、いろいろな人が来ると。それが観光につながってくるというふうなことの思い。
さらに、皆さんが、市民がやることによって、地域食材使うという意識が深まることによって、地産地消というような考えもどんどん深まってくるというようなこともあって、いろいろな意味で、今回の地域食材に注目したというような点も含めて、地域食材でおもてなしというような考えにしております。
ちょっと取りとめのない回答になったんですけれども、最後、もう一度言いますと、なぜ地域食材なのかということなんですけれども、一つ、家庭でもみんな手軽にできると。それから、市民の皆さんが取り組みやすいということでいっぱいできるというようなこと。そういうことによって、多くの人が取り組みやすいというようなこともあって、地域食材でおもてなしということにさせてもらってます。
以上でございます。
○東野委員
今、課長の答弁を聞かせていただきながら、意図すること、日本の
へそ西脇地域食材で
おもてなし条例という形で、何とか地元産の野菜や、地元での食材、そういうものを活用して、西脇市を活性化しよう、そういうふうな意図する部分というのはよくわかるんです。
でも、そこで、寺北委員も言われた、おもてなしという部分で言えば、ここの条例の中にも定義で、おもてなしで、市並びに生産者及び市民が郷土に対する誇りと愛着を持って来訪者をもてなすことを言う。この場合は、当然、地域食材を使って来訪者をもてなすことを言うということだと思うんです。
そういうふうなまちになればいいなという、そういうふうな願いという形ではよくわかるんですが、まだまだその段階で、今頑張って、黒田庄和牛であれ、それから、山田錦であれ、金ゴマであれ、黒大豆、また、いちごだとか、そういう形で、今、取り組みを広げていこうとしている途中ですね。
そういうふうな中で、ぱっと先におもてなしというか、市民の方が言われたときに、違和感がまだないんだろうか。考えられることはわかるんだけれども、そこまで、その段階に今いこうとしているとこであったら、むしろ、違和感がないのかなということをちょっと思ったんです。
というのは、一方で、担い手というか、地域食材を使ってこういうふうな料理ができるんですよ、こういうふうなことということで言ったら、今どれほど、市民の方というたら知っておられるでしょうか。そういうふうな把握というのはされていますでしょうか。地域食材を使ってこういうふうなもてなしができるというその料理、料理方法という形では、西脇市内ではどういうふうなものがあるかということは、担当としてはつかんでらっしゃいますでしょうか。
○嶋津農林振興課長
どういうふうなものがあったりだとか、どういうふうに使ったりだとかというようなことの御質問ということだと思うんですけれども。
それにつきましては、一つ、旬菜館を市のほうで設置をしておるんですが、そういう中で、いろいろな野菜を、地元の野菜を提供させていただいてます。そこで、市民の方には、ある程度、この時期にはこういうものがあるというふうなものも大分浸透しているのではないかというふうに思っております。それが、直売所、旬菜館の売り上げの増にもなっておると。
さらに、その旬菜館の中では、いろいろ料理方法だったりとか、ポップであったりだとか、だよりとかいうようなことで、いろいろな調理方法を御紹介だったりとかさせてもらってますので、そういうことで、市民には少しずつ浸透していっていると思います。
さらに、この条例を制定した際には、そういうものも、単なる条例のPRだけでなくて、そういった使い方だったりとか、こういうのありますよというのは紹介していかなければいけないというふうには思っております。
以上でございます。
○東野委員
この条例を制定して、そして、そういうふうな部分をより市民の方に知っていただく、そういう講習会や、また、広報という、そういうことをされようとする。ぜひやっていただきたいと思うんです。
というのは、実際は、そういうふうなことをよく頑張っていただいたいずみ会という組織であったり、消費者協会という形の女性の組織というのがあります。現在もあるわけですが、弱ってるということが、残念ながら私自身は感じるんです。
そういうふうな点では、むしろ、そのことも含めて強化をしていくんだ、そういうふうな願いを込めた条例なのかなというふうには感じたんですが、一番最初に言ったように、残念ながら、今、ほんとに弱ってる部分があるので、そこの部分で、市民の感覚と乖離というんか、そういうことが心配だなということを私自身は感じたんです。
これについてはいかがでしょうか。
○嶋津農林振興課長
加工グループだったりとか、そういう消費者のグループですか、そういうふうなのが弱っている、ちょっと活動が落ちてきているというようなことですかね。
そういうことも考えられるんですが、この
おもてなし条例で、一つは経済の活性化というのもあるんですが、さっき言いましたように、地産地消というようなこともあって、地元の野菜だったりだとか、地元の食材を使っていきましょうというような中で、これらの方々というのは、やっぱり大きな役割を担っている部分があると思います。地元の分を使ったりとか、家庭の味を継承だったりとか、そういったものでおもてなしをしていくというようなことをよく御存じな方だったりとかとは思っております。
そういう方については、やっぱり一つ大きな役割を担っていただくのかなというふうに思っておりますので、そういった方々にも御協力していただきながら進めていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○林委員
これも新設条例なんですけれども、要は、条例をつくる際には、なぜ今この時期になんか。この条例のほんとの目的、何を推進するためにやっていかなければならないのか。この条例を制定したら、市民にとってどのような利益があるのか。この条例を制定したら、市はどういう施策を展開していくのかというのがもっともっと明確になっていいんじゃないかなと思うんですけれども、そのほうはいかがですか。
○嶋津農林振興課長
まず、御質問につきまして、なぜこの時期かというようなことでございますが、まず、今、地方創生というふうなことで言われている中で、いかにその市らしさというものを出していく。それで、あと、それぞれ市のいいところをいかに出していくと、伸ばしていくか、ブランド化だったりとかそういうようなもの。あとは、中でいかに消費していくかだったりとか、そういうようなことがいろいろ考えられるわけなんですが、この条例では、いわゆる、この地域のものを使って、それをみんなに知ってもらって、それで、西脇のいいところというものを、しっかり市も市民も自覚といいますか、そういうものを持っていただきながら市を活性化させていこうというようなものでございます。
ただ、今こういうことを、皆さん、地域にこういういいものがあるんやと。それをPRしていくんやというようなものをどんどんやっていけば、どんどん市も伸びていくのではないかということで、今やらねばいけないというふうに思っております。
それから、まず、市民にどのような利益があるのかというようなことでございますが、これを、先ほど、地域食材というふうなことにさせてもらったのは、自分らのものをまず知ってもらって、市でこういうものがあるんやということをまず知ってもらって、それを地域内でよく活用してもらって、それを活用することによって、また、食というものというのは、一つ、観光の大きな目玉というんか、観光、ここに来るのにということは、食というものは一つ大きな目玉になるものでございますので、そういうものがまた観光客を呼ぶというようなことで、地域の経済につながっていくというふうに思っております。
あと、市の施策、どういうものをしていくかというようなことでございますが、今、一つ、おもてなしの事業というような形で、西脇のローストビーフというような形で、今、一つ、グルメ開発をしております。そういうものを一つ目玉にして、観光の目玉というような形になっていけばというふうに思っております。それが一つです。
それを、また今後いかに伸ばしていくか、PRしていくかということが一つ大きな課題でございます。それをきっかけとして、いろいろな食の活性化、それが農業にもつながっていくというふうに思っております。
以上でございます。
○仲田
産業活力再生部長
ちょっと今、補足といたしまして、林委員からのお話もございましたが、背景といたしましては、京都市が、2013年1月に、京都市清酒の普及の促進に関する条例を皮切りにしまして、平成26年度末までに、全国で50ヵ所以上の市や町、県において乾杯条例が施行されております。
近隣でも、多可町でありますとか加東市、三木市でも同じようにこの乾杯条例が施行されておりまして、西脇にはこれにまさるとも劣らないいろいろないい食材もありますし、また、普通に食べている野菜であったり、お米であったりでも、これは地域の宝だというふうに考えております。
できるだけこういうものを市民の方々にも深く知ってもらい、また、これを使っていただくことで、今申し上げましたように地産地消を推進し、地域の人たちに健康に暮らしていただくということにもつながっていくんじゃないかなというふうに考えているところでございますので、どうぞ、ひとつよろしくお願いをいたします。
以上でございます。
○林委員
そこで、地域食材をどんどんどんどん市としてPRしていこうというのはいいことで、よくわかるんです。
一番最初の寺北委員と同じ質問になるんです。おもてなしというところがもうひとつイメージしにくいのは私だけかもしれませんが、何となく、おもてなしというとただのイメージがあるんです。おもてなしというと、何となく、来客をおもてなしするとかいうふうになりますと、全てただがいいわけじゃないんですけれども、何となく、え、おもてなしと言うといてお金取るのみたいなイメージを持ってしまうんです。持ちませんか、私は持つんです。
何かおもてなしというのがしっくりこないんです。寺北委員もそうだと思うんですけれども。地域食材をPRするとか、地産地消をどんどんどんどん進めていくというのはよくわかるんです。ここに、市民の責務や役割も書いてあるんですけれども、地域食材の魅力について認識を深めるのはよくわかるんです。
来訪者に対する、地域食材を活用したおもてなしに努めると言われても、さあどうしたらいいんだろうと。普通に考えれば、友人が西脇にやってきた。じゃあ、西脇の何か名物をちょっと食べさそうかといったら播州ラーメンに連れていくんです。播州ラーメン、地域食材じゃないんですよね、この中の定義でいくと。だから、播州ラーメンは違うんだと。じゃあ、黒田庄和牛食べにいきましょかといっても、なかなか黒田庄和牛を食する、今度、ローストビーフでいろいろなお店出されるそうですけれども、これもないし、一体、我々はどうしたらいいんだろうなというのが市民の正直なとこになるんじゃないかなと私は思うんですけれども。
いやいや、そうじゃなくて、こういうことをやってもらったらいいんですよというようなことがありましたら教えていただきたいんですけれども。
○嶋津農林振興課長
特別のおもてなしというよりも、イメージ、簡単な、みんなでできるというような中で、家庭の味ですね、いわゆる、皆さんの家庭でできて、それを、地元の食材を使ってというようなことから始めるというようなことで、それが、ある意味、特別なおもてなしになるかなというふうに思っております。
だから、播州ラーメンも、できたら、地元の野菜を使ってもらったら、そういうふうにもなっていきますし、少しでも、いろいろな、手軽に、多く、みんなができやすいというようなことで、特別なことは、もてなしというよりも、もうほんとの家庭の味を、地元の食材を使って家庭の味を出してもらうというのが、それがおもてなしになるというふうに思っております。
以上でございます。
○寺北委員
この第7条に、個人の嗜好等の尊重いうことでわざわざ入ってますやんか。個人の嗜好及び意思を尊重するよう配慮する。これ、わざわざ入れたいうのは、それ、どういう背景でなんですか。
○嶋津農林振興課長
一つは、やっぱり個人のそれぞれ考え方だったりとか、嗜好というものがあるので、強制もできないというようなことから入れました。
それから、あと、同じような条例を調べている中で、こういうような条項を入れているところがございましたので、参考にさせていただいて、これは、内部で検討した中でこれを入れようというふうになりました。
以上でございます。
○村岡委員長
ほかに。
○古西委員
すいません、
パブリックコメントのことばかり聞いて申しわけないんですが。
9月の広報に
パブリックコメントを募集されていたようなんですが、それに対する市民の意見というのはどのようなものだったのかお伺いしたいんですが。
○嶋津農林振興課長
9月1日から30日にかけて募集をしました。意見はございませんでした。
以上でございます。
○古西委員
ゼロということで、なかなかやはりおもてなしという意味が伝わりにくいのかなというふうに感じるんですが。
地域食材ということで、特に、西脇では、黒田庄和牛、山田錦、金ゴマ、黒大豆というふうに条例の文言の中にあるんですが、その中で、金ゴマなんですけれども、この金ゴマは、今、供給量は少ないのではないかなというふうに思うんですが、非常に人気のある金ゴマなんですが、今どのような状況なんでしょうか。
○嶋津農林振興課長
金ゴマにつきましては、今年度で、大体3ヘクタールぐらいで、収穫量、ことしは、大体、今、1トンぐらいかなというふうには聞いております。確かにちょっと少ないというふうな状況でございます。
これにつきましては、なかなか、市としては推進はしてるんですけれども、栽培に関して、なかなか気象の影響を受けやすいだったりとか、真夏の防除の作業が大変だったりとか、そういうふうなことでだんだんやめてる人が多いというふうな現状でございます。
あと、さらに、山田錦の生産調整以外の分の外枠というものができまして、どうしても、そういうふうなほうに流れてるというような状況で、本市といたしましても、どんどんつくってほしいのはやまやまではあるんですが、そういうふうな推進もしておるんですが、現状では少なくなっていると。需要としてはあるんですが、こういうふうな生産状況になっているというような状況でございます。
以上でございます。
○古西委員
この条例は、地域活性化ということで、目的はとてもいいものだと私は思っているんですが、金ゴマについては、数年来のPRがだんだん行き届いて、結構、西脇の金ゴマというのは知られているようだと思います。
私も時々購入するんですが、ことしに関しては、もう6月ぐらいからどこにも売ってない状態が続いて、ことしとれる新しいもので、11月か12月にできるから待ってくださいということで、田空のお店では言われ続けて、待ち続けたんですが、いまだに出てないというか、確認しますと、ことしの収量は少なくはないんですが、まだ出てないということで、出るかどうかわからないというふうなこともお伺いしたんですが、やはり宣伝が徐々に行き渡ったために、余計にないということが、非常にがっかりしてしまう方をふやさないようにしないといけないんじゃないかなというふうに思うんですが。
生産者が減っているということで、非常に難しい問題だと思うんですが、非常に注目された食材でもありますので、何とか、年間、絶やさないように販売できるような何か取り組みというか、対策というのをしていかないといけないんじゃないかなと思うんです。
ことしについては、6月ですから、もう半年でなくなっているということですので、そこの部分は、非常に待ち焦がれている市民なり、市外の人なりたくさんいらっしゃるようですので、せっかくこのようないい条例ができるんですから、特に金ゴマについては希少価値の高いものだと思いますので、お願いしたいと思うんですが。
○村岡委員長
古西委員、それは、もう要望みたいな形でよろしいですか。
古西委員の一意見ということで、余り議案と関係がないように感じますので、答弁はよろしいですね。
ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
ほかにないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議はよろしいでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
反対討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
賛成討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、討論を終わります。
それでは、採決いたします。
議案第88号日本の
へそ西脇地域食材で
おもてなし条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、議案第88号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
それでは、委員会の途中ですが、ただいまから10分間休憩をとりたいと思います。
再開は11時5分ということでお願いします。
休憩 午前10時54分
───────────────────
再開 午前11時04分
○村岡委員長
休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
次に、議案第89号議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
理事者から委員会説明をお願いします。
○藤原総務部長兼総務課長
議案第89号について、委員会説明を申し上げます。
今回の改正は、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が施行され、共済年金が厚生年金に統合されました。これにより、地方公務員災害補償法施行令が改正されたことから、当該施行令に準じて改正を行うものでございます。
まず、今回改正する条例附則第5条の表は、公務災害補償による支給と厚生年金保険法、国民年金法による支給が併給される場合のことが規定されており、第1項中欄、第2項左欄に掲げる他の法令による給付がある場合に、支給を調整するための率が定められております。
改正の内容については、同表において掲げる他の法令による給付との調整を図るために規定されている引用法令の改正と、法令の記載順を施行令の改正と同様に改正するものであり、調整率については変更ございません。
調整の方法については、改正前である平成27年9月30日までの制度では、公務員以外の方が、同一の理由で公務災害補償による支給と厚生年金保険法、国民年金法による支給が併給される場合は、この条例附則第5条に基づき、公務災害補償で支給を調整することとなっております。
公務員については、公務災害補償による支給と地方公務員等共済組合法による支給が併給される場合は、地方公務員等共済組合法に基づき、共済年金で支給を調整することとなっておりました。
これが、平成27年10月1日の年金の一元化により、公務員に対しても厚生年金保険法が適用されることになり、公務による災害が生じ、公務災害補償による支給と厚生年金保険法による支給が併給される場合は、公務災害補償による支給で調整することとなります。
今回の改正で影響があるのは、公務員で共済組合の期間を有する場合となります。例えば、現在、公務員である県の職員が、西脇市の非常勤の職員として審議会の委員を務めていただくといった場合などが想定をされるものです。
以上、簡単な説明です。よろしくお願いいたします。
○村岡委員長
説明は終わりました。
続いて質疑に入ります。
質疑、意見等ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議もよろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
討論ありますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決いたします。
議案第89号議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、議案第89号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
次に、議案第90号西脇市証人等の
実費弁償支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
理事者から委員会説明がありましたらお願いします。
○藤原総務部長兼総務課長
議案第90号につきましては、本会議での提案説明のとおりであり、特に委員会説明はございません。
○村岡委員長
それでは、質疑に入ります。
質疑、意見等ございませんでしょうか。
○寺北委員
この、農業協同組合法等の一部改正いうのはいつ施行ですか。
○村上総務課人事担当主査
今お尋ねの件につきましては、施行日は平成28年4月1日となっております。
以上でございます。
○村岡委員長
ほかにございませんでしょうか。
ほかにないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議もよろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
討論ありますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決いたします。
議案第90号西脇市証人等の
実費弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、議案第90号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
次に、議案第91号西脇市税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
理事者から委員会説明をお願いします。
○高橋税務課長
それでは、議案第91号につきまして、委員会説明を申し上げます。
お配りしております新旧対照表により、主な改正内容を説明させていただきます。
1ページから5ページ、第8条から第12条において、市税の猶予制度を改正しております。平成27年度の地方税法改正において、納税者の負担の軽減を図るとともに、早期かつ的確な納税履行を確保する観点から、地方税の徴収、換価の猶予制度の見直しが行われました。
また、地方分権を推進する観点から、換価の猶予に係る申請期限などの一定事項については、市の条例に委任されましたが、市において国税の基準を変更する特別な事情がないことから、国税の基準に準拠する内容としております。
まず、第8条から第10条では、市税の徴収、換価猶予に係る分割納付方法、申請書の記載事項、添付する書類等について定めております。分割納付方法は、原則、毎月納付とする旨を定めております。また、申請書の記載事項、添付書類につきましては、現在、市税条例施行規則に定めてある、猶予を受ける金額、期間及び理由等を定めております。納税者にとって、現在の運用と比較して大きな変更点はございません。
次に、第11条では、納税者からの申請による換価猶予制度を新たに定めております。
納税者が一時に納税することで、事業継続、生活維持が困難となるおそれがあり、納税について誠実な意思を有するとき、納期限から六月以内に換価猶予の申請をすることによりまして、1年以内の期間に限り、滞納処分による財産の換価猶予を認めることとしております。
次に、第12条では、担保を徴する必要がない場合について、猶予に係る金額を、現行の50万円以下から100万円以下に変更し、猶予期間が3カ月以内の場合等と定めております。
次に、いわゆる番号法施行に伴う改正でございます。
5ページから14ページ、第36条の2、第51条、第63条の2、第63条の3、第71条、第74条、第74条の2、第89条、第90条、第139条の3及び附則第10条の3におきまして、税の申告、減免手続に必要な書類の記入事項に、現行の住所、氏名に加えて、個人番号、法人番号を追加するものでございます。
次に、11ページ附則第10条の2では、地域決定型地方税制特別措置、いわゆる、わがまち特例の対象に「サービス付高齢者向け住宅」を追加します。
サービス付高齢者向け住宅とは、必要な福祉サービスが受けられる高齢者向けのバリアフリー構造の住宅のことで、平成29年3月31日までに建築される該当住宅に対して、賦課する固定資産税額を、5年間、3分の2減額するものでございます。
最後に、14ページ、附則第16条の2では、市たばこ税の税率の特例を廃止します。「わかば」や「エコー」などの旧3級品製造たばこの特例税率を廃止し、激変緩和の観点から、平成28年4月1日から平成31年4月1日までに、現在、千本当たり2,495円の税率を5,262円まで4段階で引き上げ、旧3級品以外のたばこと同じ税率とするものでございます。
施行日は平成28年1月1日としております。ただし、市税の猶予制度、市たばこ税の特例税率の廃止につきましては平成28年4月1日としております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○村岡委員長
説明は終わりました。
続いて質疑に入ります。
質疑、意見等ございますでしょうか。
○寺北委員
これ、一部、マイナンバーのやつで、それぞれの番号が、法人も個人もいう形になると思うんですけれども、番号を記載してなかった場合はどうなるんでしょうか。
○高橋税務課長
もし、マイナンバーの記載がなくても、申請書は受け付けをさせていただきます。
その理由なんですけれども、今時点で、国のほうから特定個人情報の適切な取り扱いに関するガイドラインというのが出ておりまして、その中で、まず、個人番号がなくても、書いてもらうように指導、御協力の依頼はしますけれども、ないからといって、受け付けはしないということはいたしません。ガイドラインに基づいて、今のところは対応することにしております。
以上です。
○村岡委員長
ほかに、御意見等ございませんでしょうか。
○東野委員
11ページの、附則第10条の8に関係をする、サービス高齢者住宅ということなんですが、ここの部分については、西脇市内ということで言えば、現在は、この規定に合うものというのは何ヵ所あるんでしょうか。
○高橋税務課長
現在、西脇においては、この該当施設はございません。
以上です。
○東野委員
現在の西脇の中では、このサービス高齢者住宅という、そこに該当する施設はないと。平成29年3月までに建設される、そういうふうな場合であれば、固定資産の3分の2の減免がされる。
こういうことというのは、国の制度設計の中で生まれてきた、こういうふうなサービス高齢者住宅を推進しようと、そういうふうな意図のもとでの法改正、それに合わせた形の市の税条例の改正という理解でいいんでしょうか。
○高橋税務課長
はい、委員おっしゃったとおりでございます。
○村岡委員長
ほかに、質疑、意見等ある方いらっしゃいますか。
〔「なし」の声あり〕
ほかにないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議はよろしいですか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
反対討論ありませんか。
○寺北委員
先ほどの、議案第87号とも関連するんですけれども、やはり、これ、マイナンバーの追加をしていくと。
先ほど、副委員長からの賛成討論の中で、いつまで反対するんやと。国のほうで決まってるじゃないかいう話だったんですけれども、消費税でも同じなんですけれども、小さく産んで大きく育てというふうに私はこの法律考えてます。
だから、消費税でも、最初は3%、5%、8%、10%いう形になっていくと。ほな、もう最初に、それが3%で決まってしまったんだから、あと、反対するのはおかしいんじゃないかいう話と私は同じかないう感じしてる。だから、マイナンバーそのものは、今、まだ小さく産んでるというふうに考えてます。
これが、いろいろな形で拡大されていくと、適用が。そういった点では、やはりその拡大されるたびに、その
マイナンバー制度そのものの弊害を批判していく立場であれば、やっぱり拡大されてるたびにそのことについては反対せざるを得ないと。前に一度反対してるから、今度はもっと深刻な状況になったからといって、もういいじゃないかという話にはならないように思います。
そういった点では、今、質疑の中で、この税金の申告の関係で、マイナンバーがなかっても、説得はするけれども受け付けるというふうに言っておりましたが、これは、最終的にもう受け付けないということは私はあり得るだろうと。あと数年すればあり得るのではないかいうふうに考えておりますので、この件については反対したいと思います。
○村岡委員長
賛成討論ありませんか。
○高瀬副委員長
今の反対討論聞いてまして、そもそも出発点が違うんです。要は、先ほど、前の議案のときに、岩崎委員のほうから、これは、いわゆる便利なものというか、将来、活用できるものだから、そういう意味で言うと、どんどん進めることには賛成ですということで。
逆に、寺北委員の意見というのは、そもそも、これは、情報漏えいという意味で言うと危険なものだから、いろいろ適用が広がるに従って怖いことになるよ。だから反対ですという。
私は逆に、そもそも、このマイナンバーというのはいろいろなところに適用することによって、効率性だとか、いろいろ社会の、いわゆる不正というか、そういう、ある意味、逃れようとする流れを食いとめることにもなるので、適用の幅が広がるほど、世の中にとってはいいんだという考え方なんで、そういう意味で言うと、そこの出発点が違うから、お互い歩み寄るいうのはなかなか難しいところがあると思うんです。
そういう意味で言うと、私は、マイナンバーの適用範囲を、税の部分にも適用することによって、いわゆる、納税の公平性を、こういう情報の仕組みを使って、
コンピューターの仕組みという、情報処理の仕組みを使って、より公平かつ厳密なものにするという意味で言うと、いいことだと思うので、この議案に対しては賛成したいというふうに思います。
以上です。
○村岡委員長
ほかに、反対討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
賛成討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ほかにないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決いたします。
議案第91号西脇市税条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
賛成多数であります。
よって、議案第91号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
次に、議案第94号西脇市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定についてを議題とします。
理事者から委員会説明をお願いします。
○岡本
上下水道部管理課長
議案第94号につきましては、平成28年度から簡易水道事業を水道事業に統合するため、条例整備をしようとするものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
○村岡委員長
説明は終わりました。
続いて質疑に入ります。
質疑、意見等ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議はよろしいですね。
〔「はい」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決いたします。
議案第94号西脇市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する等の条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、議案第94号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
次に、議案第103号
北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結についてを議題とします。
理事者から委員会説明をお願いします。
○萩原
次世代創生課長
議案第103号につきまして、委員会説明を申し上げます。
このたびの変更は、第3条で規定する、連携等を行う政策分野等について別表形式とし、取り組み内容及び役割分担をより明確に規定するとともに、取り組み内容の見直しを図るため、生活機能の強化に係る政策分野で2項目を追加し、1項目を削除するほか、必要な内容の見直しや文言の修正を行おうとするものです。
具体的には、生活機能の強化に係る政策分野において、2の福祉では、(2)地域福祉体制の強化と、5のその他では、(4)上下水道業務の連携を新たに追加いたします。
一方、5のその他では、消防・救急業務の連携及び広域再編を、3市1町の北播磨広域定住自立圏のほうに移すことから削除いたします。
次に、結びつきやネットワークの強化に係る政策分野では、2の、道路等の交通インフラの整備の中で、一般県道中安田市原線バイパスにかわりJR鍛冶屋線跡地道路を、4の、地域内外の住民との交流では移住促進の内容を追加しております。
これら以外にも、団体や法律の名称など必要な文言の修正を行っております。
以上でございます。
よろしくお願いいたします。
○村岡委員長
説明は終わりました。
続いて、質疑に入ります。
質疑、意見等ございませんでしょうか。
○東野委員
1点、今回、追加という形で、上下水道業務の連携という、そういうふうなことが追加をされています。
これは、特に意図すること、将来的なことを考えたときに、一般論としてはよくわかるんですが、具体的な部分では、隣接する地域での上下水道の業務を統合する事業の関係で、そういうふうなことは想定した上でのことなんでしょうか。
○岡本
上下水道部管理課長
今、委員からのお尋ねですけれども、今後、施設の共同利用なども含めた、合理的な事業運営につきまして、近隣市町である多可町さんと連携して、協議・検討していくことが今後の課題ではないかということで、まず、テーブルに上げるために、定住自立圏の中で取り組んでいこうということで、今回上げさせていただいております。
○東野委員
現在の段階では、特に、こういうことで統合しよう、そういう具体的なことというのはないんだけれども、当然、将来的なことを考えると、隣接をする地域ですから、議論をしていこう、そういうふうな形で追加になったという理解でいいんでしょうか。
○岡本
上下水道部管理課長
そのとおりでございます。
○村岡委員長
ほかに。
○寺北委員
私は違うと思うねんね。
やっぱりある程度の、どこまでかは別にして、ある程度のイメージがあってこそこういう中へ入れてると思うので。
例えば、共同利用ですか、ある程度の話は、やっぱりここで出してもええんではないかな。そのため、要らんのよ、そやったら。具体的に出てった時点で入れなさいいう話になんねん、協定書を。それが1点。
それと、この地域福祉体制の強化いうのは、これも、やっぱり具体的にどういうイメージでこれを新たに入れたのかいうのを教えていただきたいと思います。
○萩原
次世代創生課長
今回、協定書に新たに追加している項目につきましては、今度、今、ちょうど、次期の共生ビジョンの改定作業をもう進めておりますけれども、今度、28年度から32年度までの5年間を期間とする共生ビジョンの中で具体的な内容を記してまいりたいということで考えておりまして、その5年間の間で、何か連携して取り組める事業があれば、この協定書であらかじめうたっておく必要があるということで、全体的な話になりますけれども、そういうふうに、両市町で協力して取り組んでいこうと考えている事業については、この協定書でうたっているというところでございます。
○寺北委員
その説明では、私は納得できません。
○萩原
次世代創生課長
その中で、ちょっと具体的な内容に入っていくことになるんですけれども、特に、福祉分野では、地域福祉体制の強化ということで、この概略の内容といたしましては、高齢者、また子供、障害のある方が、住みなれた地域で暮らせる社会を実現するために、高齢者等の見守り事業でありますとか、メンタルヘルス事業、また、子育て支援施策の情報発信や相互利用の検討など、これらの事業を連携して、新たに取り組んでいきたいということで考えております。
また、その他の分野では、上下水道の業務の連携を追加するということですけれども、これについても、上下水道事業の安定した事業運営を図るために、課題解決に向けた検討を行っていくということで、新たに追加をいたしております。
以上です。
○寺北委員
例えば、地域福祉体制の問題で言えば、多可町は、多可町日赤いうんですか、あそこを中心に、いろいろな在宅介護等々のやつ、非常に進んでいるように私は思てるんですけれども。
ほな、西脇は西脇で、やっぱり在宅介護の関係の連絡会か何かつくりましたよね。南先生が責任者かな、いう、そんなんもあったりして、やはりお互いに、そういういいところをもっともっと連携しながら取り組んでいくいう方向が私はあると、担当課では。だから、萩原課長のところじゃなしに、直接の担当のとこにおいては、やっぱりそういうのがあるからこそこれが入ってきたいうふうに私は考えるわけなんです。
上下水道部にしても、やはり具体的にあるからここに上げてもらってるんであって、何も、いや、何にもないですねん、将来、あったらよろしいなぐらいで、今、この協定書に入れる必要ないんです。来年の3月でもええし、来年の6月でも、いつでもいいわけです。
しかし、ある程度の絵があるからこれを出してきとるんだいうのが、これは常識でしょ。だから、それを、あくまでも、いや、そこまでないねん言うんやったら、そやったらこれを引っ込めてほしいんです、それまで言うんだったら。
やっぱり余りにも議会を私は軽視してるように思います、今の答弁では。
○井上上下水道部長
今言われたように、上下水道部としましては、多可町との協議の中で今考えられるのは、施設の共同管理、経費を節減するために、委託先の業務を一緒にして、施設管理を、西脇と多可で一つの業務をするというのが一つあります。
それと、西脇と多可の境ありますよね。行政境があるんですけれども、西脇からの水道、西脇にある地域で、堺の際のところで、西脇から持ってくる水道の施設、大きく金がかかるけれども、境である多可町から持ってくることによって経費が安くなるいうこともあります。逆に、実際あるんですけれども、野中であったりとかいうのは、西脇からは簡単に持ってこれるんですけれども、多可町から持ってこようとしたら、川を渡ってこなければ水道を引けないような地域があります。そういうとこも含めたことが2点目あります。
もう1点は、今、県水を買ってますけれども、多可町の水は大変優秀な水で、美しい水がありまして、もし可能であれば、多可町から水を買うという可能性も出てくる。日野のところ、野中のところから坂になってますので、具体的には簡単に、技術的な問題もあろうと思うんですけれども、県水を買うこと、多可町から水を供給すること、例えば、西脇で事故が起きたときに、水の供給がとまって、県水だけになったときに不安であるということで、多可町からも供給をしていただいて、緊急時に対応できるという。いろいろな面で、これからテーブルに乗せていって、一緒に経費を節減して、合理的な運営を図っていくということが目的で、今回、テーブルに上げさせてもらいました。
以上です。
○村井
長寿福祉課主幹兼地域包括支援センター所長
在宅医療介護連携の取り組みにつきましては、多可町さんのほうで日赤を中心に進んでおりますし、西脇市のほうでも、昨年度末から協議会を設置いたしまして、各在宅医療介護連携推進事業につきまして、推進をしているところでございますが、いずれ先では、西多可でやっていけたらなということを、担当課のレベルでは話をしておりますが、医師会等々関係機関との調整もありますので、その部分におきましてはもう少し先になろうかというふうに考えております。
今回、こちらのほうに上げております、高齢者の見守りネットワークにつきましては、昨年10月に、安心ハートネット事業ということで、高齢者の見守り事業を開始いたしております。多可町につきましては、今年度に入りまして、西脇市の状況を見ていただく中で、多可町でもということで設立の準備を始められて、既に、もう事業所の登録等が始まっておりまして、活動のほうも進んでおりますので、一部、通報なども出てきているというふうに聞いております。ただ、設立式につきましては、年が明けまして、2月に実施というふうに聞いております。
例えば、市のほうで今回つくりましたステッカーのデザインですとか、そういったあたりも、西脇市と同様のものを使っていただくということで、一体的にやっていくというような形で申し合わせをしております。
また、隣接しておりますのと、警察や、また、介護の事業所なども、エリアが西脇、多可で動いていることもありまして、例えば、多可町の住民さんに関する通報が西脇市に入ってくる場合などもあるんですけれども、基本は、それぞれの地域包括支援センターのほうに高齢者の通報をしてもらうことにはなっておりますが、一部、別な、多可町さんの住民の情報が西脇市に入りましても、それは、西脇市のほうから多可町さんと連携をとってやっていくというふうに申し合わせをしております。
そういった状況で、見守りの事業のほうは進んでおりますところです。
以上です。
○村岡委員長
ほかにございませんでしょうか。
○的場社会福祉課課長補佐
先ほどのところの、一緒にあります、心の悩みに関する相談事業に関して御報告させていただきます。
この事業は平成21年からなんですけれども、西脇市と多可町で共同開催をしている事業になっております。
それぞれの心の悩みに関しての相談業務を、西脇病院の精神科医の先生に来ていただきまして、それぞれ担当が対応させていただいて事業を行っているものであります。
この事業につきましては、今後も継続してやっていこうと思っている事業でもありますし、精神に関しては、加東の健康福祉事務所も一緒になって対応している事業でもありますので、多可町さんと西脇市と共同で開催をしているものになります。
以上です。
○村岡委員長
ほかに。
○清水
こども福祉課長
子育て支援の分野におきましては、現在、検討しておりますものは、保育所ですとか認定こども園での特別保育というようなことができないかというようなことを考えています。
例えば、休日保育ですとか一時預かりなど、通常保育以外でのそういった保育の形態で相互の利用ができないかということで、両市町の園の利用状況を見ながら検討していける課題かなと思っております。
もう一つですけれども、子育て支援などで、特に見守りが必要な方があります。それは、圏域内で転入出を繰り返すとまではいきませんけれども、転入・転出をされております方で、両市町で、今でも見守りを行っております家庭もありますので、今後、こういう協定の中で、その見守りの体制の強化というようなことも考えていけるのではないかと考えております。
それと、子育て支援団体等のネットワーク化のことなんですけれども、現在、児童館ですとか、子育て学習センターでさまざまな活動を行っておられるサークルがあります。お互いの、多可町でしたら多可町の児童館、西脇でしたら、今でしたら、みらいえを中心としたさまざまな活動があります。情報の共有化というようなことでは、ママさん広報部というようなサークルもありますので、そういった広報的な活動を両市町の間で連携して行えるようなことが考えられるかなというようなことは、今現在考えておるところです。
以上です。
○村岡委員長
ほかに、意見、質問等ございますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
ほかにないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議もよろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
反対討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
賛成討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決いたします。
議案第103号
北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、議案第103号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
次に、議案第104号西脇市
コミュニティセンター西脇区会館の管理に係る指定管理者の指定についてを議題とします。
理事者から委員会説明をお願いします。
○柳田
まちづくり課長兼人権室長
議案第104号につきましては、西脇市
コミュニティセンター西脇区会館の管理について、再度、西脇区を指定管理者として指定しようとするものでございます。
以上でございます。
○村岡委員長
説明は終わりました。
質疑に入ります。
質疑、意見等ございますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議もよろしいですね。
〔「はい」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
討論ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、採決いたします。
議案第104号西脇市
コミュニティセンター西脇区会館の管理に係る指定管理者の指定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、議案第104号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
次に、議案第105号西脇市
コミュニティセンター日野地区会館の管理に係る指定管理者の指定についてを議題とします。
理事者から委員会説明をお願いします。
○柳田
まちづくり課長兼人権室長
議案第105号につきましては、西脇市
コミュニティセンター日野地区会館の管理について、再度、日野地区コミュニティセンター管理運営委員会を指定管理者として指定しようとするものでございます。
以上でございます。
○村岡委員長
説明は終わりました。
続いて、質疑に入ります。
質疑、意見等ございますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議もよろしいですね。
〔「はい」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
どなたか、討論ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決いたします。
議案第105号西脇市
コミュニティセンター日野地区会館の管理に係る指定管理者の指定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、議案第105号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
次に、議案第107号
北はりま田園空間博物館総合案内所の管理に係る指定管理者の指定についてを議題とします。
理事者から委員会説明をお願いします。
○戸田商工観光課長
議案第107号につきましては、
北はりま田園空間博物館総合案内所の管理について、再度、特定非営利活動法人、北はりま田園空間博物館を指定管理者として指定しようとするものでございます。
以上でございます。
○村岡委員長
説明は終わりました。
続きまして、質疑に入ります。
質疑、意見等ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、質疑はこれで終わります。
委員間討議もよろしいですね。
〔「はい」の声あり〕
それでは、討論に入ります。
討論のある方、いらっしゃいますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので、討論はこれで終わります。
それでは、採決いたします。
議案第107号
北はりま田園空間博物館総合案内所の管理に係る指定管理者の指定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いします。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。
よって、議案第107号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
―――――― 原案可決 ――――――
○村岡委員長
以上で、議案審査は終わりました。
それでは、調査事項に入ります。
まず、西監報第13号例月出納検査の結果について報告と、西監報第14号例月出納検査の結果についてをまとめてやりたいと思うのですが、よろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
○藤原監査・
公平委員会事務局長兼
選挙管理委員会事務局長兼書記長
それでは、調査事項について御報告させていただきます。
西監報第13号及び西監報第14号の例月出納検査結果につきましては、事前に結果報告書をお配りしておりますが、両監査委員さんも記載のとおりでございまして、特に指摘事項等はございません。
以上でございます。
○村岡委員長
説明は終わりました。
この件に関して、御質問等ございますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、これで調査を終わります。
それでは、ただいま、12時10分前となっておりますが、昼食のため、暫時休憩ということで、再開は午後1時ということにさせていただきます。
それでは、暫時休憩ということでお願いいたします。
休憩 午前11時50分
───────────────────
再開 午後0時58分
○村岡委員長
それでは、休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。
議案審査及び調査事項は終了いたしました。
そして、最後、その他ということで、先月開催されました議会報告会、議会と語ろう会におきまして、住民の方から出ました事項について確認をさせていただきたいと思います。
それでは、まず、第1問目としまして、春日浄水場についてということで、委員の方からよろしくお願いします。
○寺北委員
小坂町の議会と語ろう会で出たんですけれども、春日浄水場について、廃止後、あそこの場所いうんですか、施設等々はどういう利用の仕方なり、状況になるんかないうの聞かれたんです。
我々も十分聞いてありませんので、この際、教えていただきたいというふうに思ってしております。
よろしくお願いします。
○田中
上下水道部工務課長
まず、廃止後の利用ということなんですけれども、水道事業としては、利用というものは考えてはおりません。更地に戻し、今、まだ案ではございますが、売却したいというふうに考えております。
以上でございます。
○寺北委員
そしたら、あの下の施設と、山の上に配水池ですか、あれももう撤去でいいんですか。あれは使うんですか。
○田中
上下水道部工務課長
今おっしゃいました配水池ということなんですけれども、あの配水池につきましては、今後も継続し、利用いたします。
○村岡委員長
そしたら、春日浄水場に関してはこれで終了させていただきます。
続きまして、第2点目といたしまして、コミュニティバスについてということで、委員の方、よろしくお願いします。
○高瀬副委員長
今回のコミバスのルートの見直しとか、そういうことは、みらいえを意識した変更のはずなんだけれども、そう考えると、土日がやっぱり動かせないというのはちょっと問題あるんやないかということで、土日の運行の計画がどうなっているのかというあたりの質問を受けました。
よろしくお願いします。
○
早崎総合企画課長
10月にみらいえがオープンいたしまして、大変多くの方に施設を御利用いただいております。そのような中、自家用車を持たない高齢者や子供たちにも、バスに乗車して来館していただきたいというふうには思っております。
今後、コミュニティバスの土日の運行も含めまして、バス路線の整備を検討していきたいというふうに考えております。
以上です。
○高瀬副委員長
ちょっと今言われたとおりに、例えば、住民の方に説明したとしたら、期待度はどれぐらいかみたいなところが、多分、聞かれたときに、少し、私は、検討しますということであれば、いつごろになったら、その辺、動かす、動かさないということがある程度見きわめがつくのかとか、あるいは、土日だけど、土曜日だけは動かす方向でとかいろいろ選択肢があるように思うんです。
ちょっとその辺のところを含めて、もうちょっと具体的に説明していただければありがたいんですけれども。
○
早崎総合企画課長
高瀬副委員長おっしゃったように、土曜日だけとかいうことも含めまして、まずちょっと考えたいなというふうに考えておりますのは、例えば、夏休みとか春休みの間、子供たちがどのようにみらいえへやってくるかというようなことを、どういうふうになるかわかりませんが、前にも委員会で申し上げたように、子供たちがバスにもっと乗りやすいような、そのようなこと、何か仕掛けを考えまして、乗れる環境づくりということからちょっと考えていけたらなというふうに思ってます。
ですから、長期休暇の様子を見て、土日もどうするかということも含めまして、あわせてちょっと検討していきたいなというふうに思っております。
ただ、今、みらいえのほうで、よく、バス停で時刻を控えておられる高齢者の方をお見かけします。ただ、今、施設長のほうに確認いたしますと、みらいえにバスで来られている方というのはそんなにはふえていないような感じかなというようなことで、ここ、オープンしてから1カ月ちょっとの間の感触ですが、そのような状況の中ですので、いろいろなことも含めまして、今後検討していきたいというふうに思っております。
以上です。
○高瀬副委員長
現状のみらいえのバスの乗車人数というか、開館以降でいいと思うんですけれども、その辺は、数字的にはどのようになっているか。もし押さえられてたら教えていただきたいんですけれども。
○
早崎総合企画課長
この11月2日から11月30日までのデータになりますが、まず、しばざくら号のほうで、みらいえへ乗車された方が3名、それと、みらいえでおりられた方が9名。そして、おりひめバスのほうですが、みらいえで乗られた方が9名、乗車された方が11名というようなことになっております。
以上です。
○高瀬副委員長
これは、1カ月間のトータル数字ですね。
○
早崎総合企画課長
はい、1カ月間、2日から30日までの、土日を省いた分ですね、その乗降者数になります。
以上です。
○林委員
例えば、それを聞いて、高瀬副委員長は、それでも、土日、回してくれと言うんか、それどうなんですか。
○高瀬副委員長
ちょっと悩ましいので、悩んでみようかなと思って、実際、私、今聞いて、予想よりかなり、正直言うて少ないんです。でも、ちょっとここで、それは、PRが足りないから、もともとみらいえに行ってるという意識が市民の間に少ないのか。ちょっとそういう原因的なものもあると思うので、そういう意味で言うと、それを聞いて、少ないから、やっぱりこれは、土日運行はいいですよねということにもならないんかなと思いまして、ちょっと私も考えてみたいなと思って、今、この数字をもって、自分なりの結論をここで言うレベルにはちょっとまだなってないということです。
○村岡委員長
それでは、コミュニティバスに関してはもう1点あるようなので。
○寺北委員
この、今の、土日運行に関してなんですけれども。
小坂町での語ろう会の折に、そこに参加されてた方が、ほぼ毎日ぐらい図書館に行ってるんやと、みらいえの。しかし、バス、乗りおりを見たことないいうてその方は言われるんです。
それに対して私が答えたのは、多分、少ないでしょうと。しかし、今、行政としては、童子山から茜が丘へ移したと、図書館を、いうことから言えば、市民の中で、遠いとこ移してとか何かいろいろな苦情いうのは出て当然だと。それに対しては、やっぱり、もし空気運ぶような状況であっても、当面は、みらいえへのバスルートを確保しとかな、行政としては、市民に対して言いわけが立たんでしょうねと。そういう面で言えば、当分は空気を運ぶような状況でも運行はあるでしょうというようなことしか私は正直言わなかったんです。
それ考えて、一つは、それとの関連で、9月の議会でしたか、みらいえのサテライト、図書館のサテライトを、議会として、各地区に、6ヵ所にサテライトつくると。これは、理事者側がもともと計画してたやつに対して、議会として、上野会館を追加すべきやいう提言したわけです。
最近の状況はちょっと知らないんですけれども、その後、図書館に確認したら、郷土資料館で数人の方の利用がありました。それが、2週間後ぐらいだったんか、3週間後ぐらいだったんかは、今ちょっと記憶ないんですけれども。あとの地区は一切ありませんでしたという報告をもうたことがあるんですけれども。
それと同じような形で、やっぱりある一定の保障、手だてを講じとかないけないということと、実際、どのように利用されるかいう、そこのギャップいうのは、やっぱり常にあるんかないうのは正直思いました。
今、3人とか9人とか、9人とか11人いう数字出てたんですけれども、昼間にバス乗って行かれる方いうのは、どっちかいうとお年寄りになるんかなというふうに思わんこともないんやけれども、ほな、そのお年寄りたちが、今、みらいえに行く用事があるんかと。もう図書館だけぐらいかなと思います。
今、早崎課長が言われてた、子供たちにターゲット絞ってどう考えるかいうことで言えば、夏休みとか春休みとか、そういうときの土日いうのは、また今度は、ふだんよりも多いかもわからないいうんか、そういう面で言えば、やっぱりもう少し研究する必要はあるかないう。してほしいとか、しなくてもいいとかいうだけじゃなしに、我々は、地域へ返していく答えとしては、今言った数字を出す以外にないし、その上で、今後、特に子供たちがみらいえへ行くその手だてをどう保障していくかいうことは、やっぱり十分検討していきたいぐらいのやっぱり回答にせざるを得ないんかないうふうに私は思うんですけれども。
○東野委員
富田町の議会と語ろう会で出たことですが、富田町、いわゆる旧道に神姫バスであれ、それから、多可町からののぎくバスであれ、通ってはいないと。やがて高齢化が進んできている、そういうふうな中で、足の確保という形で今後検討ということをやっぱりしていただきたい。早急にどうのこうのって、そういうことではないんですが、これは、今後の、これはどこにも共通をしている、そういうふうな絡みがあるんだろうと思うんですが、多可町との関係の部分では、日野地区というたら、いろいろ今後の取り組みというのができるのかなという形で考えたり、また、高齢者の方を考えての福祉タクシー的な、そういうふうな役割を考えたりということあるんですが、何せ、足の確保、ルートという書き方をしてますが、やっぱり高齢が進んでいって、市内のほうに行ける、そのための足の確保ということでは、やっぱり検討していただきたいという、こういうふうなことが要望として出されました。
○村岡委員長
それは、回答は必要ですか。
○岩崎委員
今の件についてですけれども、今のとこ、富田というのは、中の道に通ってないようなんです。それで、幹線道路行けば通ってるんです。それは、いわゆる一般の神姫バスの路線バス。ただ、路線バスの場合は、なかなか目的のとこへ行くのには、なかなか待たないと、時間に制約があるんで。だから、そういう公共交通機関というんか、そういうのぎくバスのようなものやったら、割合、細かく止まっていただくということで、そういう、そこまで行くのが距離が遠いということで、できたら、中の道、ちょうど、西田の中から小学校のところは、ずっと南、郷瀬の天理教へ行く、あの道のルートのことなんですけれども、それが通れないもんかなという、そういうことなんです。
だから、考える余地があるのかどうか、そういうルート変更について。ここだけじゃないと思うんですけれども、全体的なそのルートの見直しの中で、この富田町も一考に入れていただけるのかどうかという、そういうことについての御返答をいただきたいと、そういうことなんですが。
○
早崎総合企画課長
確かに、富田町は路線バスのほうで、富田バス停というのが、セブンイレブンの反対側にございますが、富田町のもう一本中ですね、そちらを、例えば、コミバスというのは、これも今後の調整になってくるかと思うんですが、まず、路線バスが通っとるということで、競合ということになってしまいますので、難しいかなというふうには考えます。
今後、先ほども言われましたように、多可町との定住自立の兼ね合いで、研究をしながら検討していかなければいけないのかなと思います。
ですので、今、即答というのはちょっと難しいですので、検討させていただくというようなことで回答させていただきます。
以上です。
○村岡委員長
岩崎委員、それでよろしいでしょうか。
○村井公議長
富田町を検討されるときには、あそこ、かなり狭いんです。それと、中学校の通学路になっとるんです。自転車であそこずっと通ってきますので、そういったことも含めた検討をひとつされるんでしたら、私がいつも通ったりしますので、その辺のとこ、問題としてあるなというふうに感じましたので、その点あわせて検討お願いしないと。
○
早崎総合企画課長
今、コミセンのバスルートを決めるときには、地元もですが、警察やら、それから、国のほうですね、運輸局のほうとか、いろいろなところとの調整、また、神姫バスさんが、もし、バスで走っていただくのであれば、神姫バスさんとも調整をするようなことになりますので、そのあたりのことは調整しながらというふうに考えます。
以上です。
○林委員
そもそもなんですが、今言ってるのは、のぎくバスのルート変更のことも言われとるんです。のぎくバスが今走っておるところのルートを変更して、あの町内の細い道を走ることなんてあり得るんですか。
○
早崎総合企画課長
今のルートを見ますと、市原のほうから広い道を通っておりますので、狭い道へかえるというようなことはちょっと難しいかもわかりませんが、そのあたりのことは、今、私のほうで、こうできます、できませんというのは申し上げられませんので、今後の研究をしながら検討していきたいというようなことで回答させていただきたいと思います。
以上です。
○寺北委員
今の話を、技術的いう言葉でもし置きかえて考えた場合に、もともと、のぎくバスは西脇市民は乗れなかったでしょ、何年か前。定住自立圏の関係で乗れるようになったんかな。
しかし、それは、多可町の人から見たら、余計なとこ回ってもうたら時間かかってしゃあないと。だから、もう真っすぐ行きたいねんいうのが、多分、本音の部分であると思うねんね。
そこで、ほな、ルート変更なり言うたら、そしたら、西脇市さん、かなりの金持ってくれますかいう話にはなるかなと。それでも、向こうがうん言うかどうかわかりませんよね。多可町の人が、早く西脇病院とかいろいろなとこ行きたいんやから、西脇のルートをそこへ追加したら、そこら辺の問題と、それと、それが無理だったら、もう日野地区のコミバスをどう考えるかとかいうことで、やっぱり総合的な検討が要るかないう感じは正直します。
私は、のぎくバスは多分断ってやろ思います。そんな余計なとこ行きたくありませんよいうのが、多分、向こうとしてはあると思いますので。
だから、総合的に、やっぱり公共交通いうことでどう考えるかいうことにはなると思います。
○村岡委員長
この件に関しては、これでよろしいですか。
そしたら、次にいかせていただきたいと思います。
次に、3点目といたしまして、交通アクセスについて三つ事項が上がっておりますので、順次、よろしくお願いいたします。
○寺北委員
そしたら、上二つ、私のほうから説明します。
野村町での語ろう会で出たんですけれども、西脇市駅で、これは一つの例として、高校新人駅伝ですか、2月のときの話だったと思うんですが、応援団の人たちがJR市駅でおりると。そこからアピカへ行くのに、駅からいうたら、前の旧の国道まで出て、で、北上してたと。なら、非常に危ないように思たいう。そしたら、なぜやすらぎの道を通らないんだろうかというふうに思たいう点です。
そういった点で、市駅おりた時点で、歩いて北上する場合やったら、やすらぎの道を通る案内ルートいうんですか、案内板をきちっと設置したほうが、安全面では生かされるのではないかいう、そういった提案でしたので、それを、ぜひここで皆さんに言っておきたいいうふうに、そういうことです。
それと、前から問題になってるんですけれども、市外から、175号線ですか、バイパスを北上した折に、和布でおりるか、上戸田の交差点でおりるかいうことになるんです。どうしても、和布でおりられる方がたくさんおられると。あそこでおりたら、今度は、もうややこしいてしゃあないと、市役所やったら市役所まで来るまでに。
そういった点では、もう上戸田やったら、上戸田まで、市役所の場合は直進みたいな形で、きちっとどっちかで標識を上げるほうが親切じゃないか。市外の人にとって親切ではないかいう意見が出てました。
これについてどう考えられるかいうのをお答え願いたいと思います。
○大前都市経営部長
今、委員御指摘の案内標識いうんですか、これに関しまして、私のほうからお答えさせていただきます。
確かに、中心部までの、ルートというのが、ちょっとどこが中心地か、ちょっと私、この質問を受けたときにわかりませんでしたので、このやすらぎの道いうこと自身は想定してなかったんですが、確かに、やすらぎの道を通って北上するというのは、住民の方以外はなかなかわかりにくいと思います。
今現在、駅前、市駅を出まして、左側に案内看板はございます。ただ、例えば、アピカに行く場合は、このやすらぎの道を通ったほうが便利ですよというような表示まではしてございません。
具体的にどうするのかいうことは、ちょっと私、今、思い浮かびませんので、今後、設置を検討させていただきたいと思います。なお、設置につきましては、観光面という部分もありますので、産業活力再生部とも調整しながら検討を進めたいと思います。
それから、あと、市外から市役所までの案内をわかりやすくいうことで、確かに、今、国道175号線から市役所へ向かう場合、3ヵ所、おり口があります。一つが、板波の東のどれみ保育園のところ、あそこの信号でおりるのと、それから、和布、それから、上戸田ですか、この3ヵ所あるわけなんですが、確かに、ちょっとどれもわかりづらい。どこを通ったらいいのだろうというのも確かにございます。
確かに、案内標識としてどう検討していくかいうのも、これも今後検討していきたいと思います。
なお、これに関しましては道路占用の問題もありますので、都市整備部と調整しながら進めたいと思います。
以上でございます。
○林委員
私のほうからは、野村大橋の東詰めの交差点ですね、朝晩、かなり交通量が多いので、特に、北から右折する、野村のほうに入っていく車が通れない。結局、また渋滞してしまうと。一つの解消方法として、時差式の信号にしていただけたらなというのがあったんですが、ちょっとあそこ、右折だまりもないので、その辺の関係で時差式信号というのはつかないのかなと思ったりもするわけですが、そのあたりはどうなんですか。
交差点改良いうたら、反対側は山で、もう片方は川ですので、難しいかなと思うんですけれども、信号の調整いうのはできるんですか。
○嶋本都市整備部長
御指摘の、野村大橋東詰め交差点の改良というような形になりますので、河川と山に囲まれておりますので、交差点改良も、多分、恐らくできないという形の中で、それを解消するとすれば、北行きの優先右折をつけるか、時差式にしていくかいう話になります。
そういうふうな形の中で、野村町から御要望を受けておるみたいですので、防災安全課から西脇警察に伝え、検討を要望しているというような形になっております。
ただ、それをすることがいいことなんかということも検討せなあかんのかな。例えば、バイパスからの交通量が多かったら、そこが渋滞してしまうとか、その辺のバランスがありますので、それも、警察で検討されるというふうに考えております。
以上でございます。
○村岡委員長
それでは、交通アクセスに関しては以上ということにさせていただきます。
続きまして、第4点目、道路事情について、これも3項目ほどあるようなので、順次、お願いしたいと思います。
○高瀬副委員長
4項は3点ございます。これは、3点とも私のほうから説明させてもらいます。
まず、国道175号の非常駐車帯の改善についてというのは、これ、どういう意味かといいますと、板波大橋から少し南側の国道に安全地帯がありますと。割と広いらしいんですけれども、そこが便利なようなんだけれども、結構、トラックなどがとまって、いろいろごみを捨ててたりとか、あと、ひどい人になると、用足しをしたりなんかして余り望ましい使われ方がしてないので、いっそのこと、もう安全地帯なんてないほうがいいというような意見がありました。
そういうことで、これは、何か市のほうにも申請というか、何か言ったこともあるというようなこともおっしゃってたんですけれども、その辺が、改善について、できるかどうかという話が1点。
それと、2点目が、歩道の設置についてということで、下戸田になるんですか、中兵庫から、あと、西脇小学校の間というのが小学校の通学路になっているんだけれども、そこのところに歩道がないので、つけてほしいという。同じようなことのルートが、上戸田の交差点から八幡神社のところという、二つありました。
それと、最後の3点目が、上野の上戸田線ということで、上戸田の交差点から八幡神社を通って、ちょうどコンビニに出てくるあのルートなんですけれども、そこが、結構、車のスピードが速くて、ルート30にはなってないんじゃないかということで、この車の速度制限対策というものができないものだろうかということがございました。
その3点です。
○岩崎委員
今、ちょっと3点目の、高瀬副委員長がおっしゃったのは、実はこれなってるんです。これ、上戸田のローソンの信号から、今おっしゃったファミリーマートと、そして、また、上野の新池のところ、裏通って、西脇小学校のとこへ出るルート、このゾーン30という標識が今現在あるんです。
ただ、全国的にゾーン30というのは道路に描く、一般的には道路に普通描くんです。ここは道路に描いてないんです。それで、標識はたしか20ヵ所ぐらい上がってます、30という標識で。ただ、案外ちっちゃな標識なので、余り周知されてない。ちょっと私などは気をつけて見てるからそれはわかるんですけれども、一般のドライバーの方がなかなかあれはわからない。
今言ったように、ゾーン30が、道路に普通、大きく、でっかく、細長く30と描くのが、普通、一般的なゾーン30やと思うんですが、そこらの道路に描くという、そういう作業はどうなんでしょう。それも含めて。
○嶋本都市整備部長
ふだんの道路事情について、私から説明させていただきます。
まず、高松町の国道175号非常帯についてですが、これ、地元からお聞きしておりまして、兵庫国道事務所のほうにお願いをずっとしております。
ただ、完全に非常停車帯をなくせるかと、その辺がちょっと課題でありますので、例えば、滝野ですね、多井田のとこ、ポールをつけて狭くしているとか、そういうような形になるのかなとは思いますけれども、非常帯を設置したら、したなりの利用はあると思いますので、それで、その範囲でなるのかなというふうに考えてございます。
2点目の、歩道設置について。まず、国道427号、厳密に言いますと、427号と県道西脇三田線、中兵庫から西脇小学校のほうへというような形のものでございますけれども、まず、旭商会から北側から小学校までの427号側に、狭いながら、両側に歩道を設置しております。それから、南側の県道の西脇三田線については、西側に歩道があり、東側は路肩からかというような形にされております。
いずれも都市計画道路であり、県の管理道路というような形になっておりますが、国道427号につきましては、現在、国道175号、上戸田南交差点から西脇道路と呼ばれる、道路整備に着手しており、現在のところ、当該箇所の事業化の予定は、今のところ明確にされておりません。
また、歩道の新設や拡幅には用地買収、物件の移転、多額の予算が必要でありますので、短期的な対応は難しく、先ほど申し上げましたカラー化とか、そういうふうなソフト面での交通対策しかないのかなというふうに考えてございます。
続きまして、上戸田の上戸田交差点から八幡神社までの歩道の設置というような形でございますが、この路線は、市道上野上戸田線、上野から上戸田交差点までですが、八幡神社から東の区間は歩道整備を行っておりますが、上戸田交差点の手前約100メートルについては歩道設置は行っておりません。
これ、西脇北バイパスの取りつけの関係がございまして、そういう関係で、手戻りがあってはいけないというような形で未整備となっております。ついでに、国道バイパスが先行しておりますと手戻りになるというような課題がございます。
ただ、この間の歩道整備の設置については、交差点で東から北へ車が入りにくい、残地になってるとかいうようなことは認識しておりますので、国道分を含めた、地元の用地の協力や、兵庫国道事務所の事業支援など、条件を整えた上で、危険な交差点いうのは理解しておりますので、できるだけ早く事業着手に向けて動いていけたらなというふうに考えてございます。
それから、3点目の、その市道上野上戸田線の速度を下げるというような形でございまして、岩崎委員がおっしゃられましたように、西脇病院線から北側の区域、これはゾーン30、10月9日に指定されております。
看板とかは公安委員会のほうが設置するというような形になっておりまして、西脇市としましては、路面標示、ゾーン30の白の表示ですか、それについては西脇市のほうでやってくれというふうな形になっておりますので、今年度中に設置すると、今年度中、早い期間に設置するというような形になっておりまして、その辺で周知を図っていきたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○村岡委員長
高瀬副委員長、よろしいですか。岩崎委員、それでよろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、第5点目といたしまして、河川整備について(加古川・杉原川)ということで、これも3項目お聞きしておりますので、また、順次、よろしくお願いします。
○岩崎委員
1点目だけ、私が聞いた分なんですが、これは、上戸田の議会報告会で出たんですが、いわゆる、上戸田のあそこは、播織へ行く、何とかいう、播織の鹿野大橋いうんですか、あそこのいわゆる南側、いわゆる右岸、平成16年の台風23号のときも、この右側にある事業所が大方つかってたんです。
御存じや思うんですが、水位が上がった上に、川代ダムの放流がほとんど行われてますので、そういう場合は。急にまた水かさがふえるということで、この右岸整備を何とかしてもらえないかなという、そういうような要望がございました。
以上です。
○東野委員
ここには、
春日橋橋脚部分の掘削についてということでなってますが、この分は調査ということで理解をしてるんですが、杉原川全体を通じて、やっぱり土砂の堆積が、市民の方から見ると、大変ふえてるように感じて、危険を感じると。そういうふうな部分で、県の、杉原川の土砂撤去についての計画、取り組みということはどうなってるかという質問です。
○嶋本都市整備部長
河川の関係について回答いたします。
まず、上戸田の右岸堤防について、河川改修というようなことでございますけれども、激特事業が終わりまして、その上流につきまして、兵庫県では、加古川中流圏域河川整備計画というのを立案して、その中には、当然、整備計画の区域というような形で、当然のことながら、上戸田から上流と、それから、杉原川の和田谷上流というのは入っておりまして、当然、整備していく区域というような形に入っております。
それとまた、兵庫県の社会基盤整備プログラム、これについても、継続事業というような形で上げられております。
ただ、具体的に、どのように、例えば、上戸田上流とか、それから、杉原川につきましては、基本的には、きょうも入っておりますけれども、具体的には、上がっておりますのが、沖田井堰と、それから、和田井堰、これを下げて、河床を下げましょうというふうなことが、今、具体的になりまして、その上流については、まだ具体的なことは出ていないと。上戸田についてもそういうような状況でございます。
ですから、河川の予算が限られておりますので、優先順位、県のほうで、必ず、一応、うちとしては、できるだけ早く要望していくというような形で、できるように要望していくというような形になっておりますので、その辺は、加古川については、今のところ、福地あたりのやつが優先かなというような形でございます。
それで、土砂掘削、これにつきましては、一応、地元から出ましたら、県のほうに一応要望を上げているというような形でございます。県につきましては、おおむね30%ぐらい、断面が閉塞した場合に除去が必要という判断基準を持っておりまして、そういうようなところから優先してやっていくというような形でございます。
特に、土砂掘削につきましてはかなり予算は限られますので、その中で選択でやっていただくというような形でございますが、うちとしては、地元の要望に従って、ここがありますよというような形の情報提供はして、要望しているというふうな状況でございます。
以上でございます。
○村岡委員長
この件に関してはいかがでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
私、ただいま、河川整備については3項目あると申し上げましたが、2項目ということに訂正させていただきます。申しわけございません。
それでは、最後となりました。第6点目、土地利用に関しては3項目上がっておりますので、それも順次お願いいたします。
土地利用に関して3項目上がっておりますので、よろしくお願いします。
○高瀬副委員長
これは場所を言わないと仕方ないので、言いますと、高松地区と上比延町です、
市街化調整区域の見直しに伴う土地の活用ということでは。
特に、高松では、もう半年以上も前に、ほんと返事をもらえるような予定になってたのが、いまだに、要はレスがないと。そういうことと、もう一つは、事業所で申請してたんだけれども、宅地の扱いになってますという、ちょっとそういう不満の声もありました。
それで、我々、4班で担当してたんですけれども、少し気持ちの行き違いがもしかしたらあるのかなという気持ちもしておりまして、ちょっとそういうことも含めて、申請がしてあるということなので、見解を聞かせていただきたいというのが1点目です。
それで、2点目が、これは高松のほうなんですけれども、農振農用地の転用ができないのかというようなことで言われております。
あと、最後が、旧黒田庄役場の跡地を、もう少し地元に有効に活用できればいいんだけれども、その辺のところも検討してほしいというか、知りたいというようなこと、計画があるかどうかも含めて。
以上、三つです。
○吉田都市住宅課長
まず、1点目の
市街化調整区域の見直しに伴う土地の利活用についての件について回答させていただきます。
高松町につきましては、平成25年度末に、
市街化調整区域全ての町に対しまして、特別指定区域の利用についてアンケートをとらせていただきました。各町のほうから、ここの土地をこういうような形で活用してほしいという形でアンケート結果を受けまして、高松町につきましては既存の事業所があるんですけれども、その事業所の拡張という区域と、それから、新規の居住者の区域と、それから、何でもいいから、事業所、とにかく来てもらえるところ、そういうような形で3点要望がありました。
そのうち1点につきまして、既存の事業所の拡張の区域につきましては、それは、県とちょっと調整していってたんですけれども、その事業所が借地・借家という形の事業所でしたので、それは県のほうの特別指定区域のメニューにそぐわないということで、それは、残念ながら却下という形になりました。
もう1点、新規居住者の区域につきましては、今現在、県のほうと調整を進めておりまして、今度、1月7日の市の都市計画審議会、それと、2月9日の県のほうの審査会において認められる方向で今進んでおります。
もう1点、何でもいいから事業所に来てもらえるようにしてほしいということだったんですけれども、それは、ちょっと県のほうにしましても、とにかく、こういう事業所が来たいという具体的な案件があるんでしたら、県のほうも対応できるんやけれども、何でもいいからというのでは、ちょっとそれは県のほうも受けられないということで、そういう形で地元のほうにも話はさせていただいたんですが、一番初め、25年度末にアンケートを出されて、その時点で、特別指定区域を申請したというような形で思われてたということが、ちょっと誤解を生んだのかなということで、先般も区長さんとお出会いさせていただいて、ちょっとそういう形、行き違いがあったことはちょっと申しわけなかったですいうことで謝らせていただいております。
また、今度、年明けになると思うんですけれども、高松町のほうで、町のほうの役員会を開催される予定になっております。そこで、もう一度、再度、説明に来てもらわれへんかというようなことも聞いております。そういうことは参加させていただこうかなというふうに考えております。
○高瀬副委員長
今、先般、区長と会って、そういう話をしたというのは、我々が議会報告会で訪問した後ということでしょうか。
○吉田都市住宅課長
はい、その後になります。
○高瀬副委員長
上比延についてはどうなんですか、
市街化調整区域の見直しに伴う土地の利活用という意味で言うと。
○吉田都市住宅課長
上比延につきましては、1点、具体的に、芦谷繊維さんの跡地の有効活用という形で、町を通じて案件が出てきております。そちらのほうにつきましても、先ほど言いました、1月7日、2月9日の段階を経まして、県のほうで許可、オーケーがもらえる、そういう形で進んでおります。
○高瀬副委員長
わかりました。
そういう話も上比延にはその後してあるということですね。
○吉田都市住宅課長
申しわけございません。各町のほうには伝えておりません。早急に伝えるようにします。
○高瀬副委員長
農振農用地の転用と、もう一つ、黒田庄役場の跡地利用という、すいません。
○嶋津農林振興課長
農振農用地の除外の件でございますが、まず、結論から言いますと、農振農用地の除外につきましては、さまざまな要件を満たす必要がありまして、簡単に除外ということはできません。
そのため、先ほど、都市計画の関係で説明がありましたように、目的が明確でない中で、集団的にといいますか、集団的に農振農用地を除外するということはございません。この農振農用地につきましては、農業振興地域の整備に関する法律という中で規定されておりまして、この法律の中で国の指針というのがありまして、簡単に言いますと、食糧自給率が低い中で、農地は農地としてしっかり守っていくというような方針でございまして、簡単に除外をするということはないというようなことでございます。
除外の要件、それ簡単に言いますと、転用の事業の必要性だったりとか、あと、代替地、ほかに、農振農用地以外にほんとにないのかだったりとか、あと、ほかの農業をされている方への影響がないだとか、そういうような、大きく五つ要件がありまして、そういったことを全部満たしていく必要がございます。
こういった中で、農振農用地の除外については、基本的に、個別、こういうことをしたい、こういう内容でやりたいというようなことがある中で、個別に対応するものでして、将来的にこういうことをしたいなというような目的が明確でない中では、農振農用地を除外するということはございません。
以上でございます。
○柳田
まちづくり課長兼人権室長
3点目の、旧黒田庄町役場の跡地活用についてでございますが、平成23年度に、県の補助事業と市の補助事業合わせまして整備をいたしました。黒っこふれあい広場といいます。平成23年6月に推進委員会を設置いたしまして、広場を使った、にぎわいづくりの可能性を検討いたしまして計画を策定いたしました。
日常利用ゾーン、跡地の南側になりますが、小さな子供さんが遊べるような芝生広場と、若干の駐車スペースを設けまして、あと、北側のイベント利用ゾーンというんですが、そこについては、朝市ですとかフリーマーケット、軽トラ市などを定期的に開催するという計画の内容になっておりました。管理は、黒田庄町まちづくり住民会議となっております。
それで、イベントゾーンに関してなんですが、軽トラ市を、毎年、年末、12月25日に開催をいたしております。いろいろなことをやっていこうという中でしたが、今続いているのは軽トラ市ということになっております。
多分、質問が出たのは、北側のゾーンが、年に一回しか使われず、クローズになっているので、もう少し活用をということやったと思うんですけれども、この部分についても、住民会議のほうも少し活用が必要やなというのは認識されております。もし、地元というのは喜多のことかと思うんですが、喜多の集落が何かに活用したいということでしたら、住民会議のほうと御相談いただいて、検討していただければ結構かなと思っております。
以上です。
○高瀬副委員長
自分の持っている農地をほかに転用したいというか、活用したいというような希望というか、これは、恐らく、あちこちであるような気がしてます。
今説明されたようなことを聞くと、農業を守るというか、農業振興、政策上、なかなかそういうのはすんなりオーケーにはならないんだなというのはよく理解できるんですけれども、そういう説明を、そういう住民の方に説明して、ある程度理解をしてもらうような場の設置みたいなものは現状あるんでしょうか。
それと、高松町については、そういう意味で言うと、こういう要望が出たということは、何かしらその理由があるんですけれども、今、実際に、そういう高松町においてこういう声が農林振興課のほうにあったのかどうかも含めて、ちょっとお伺いしたいんですけれども。
○嶋津農林振興課長
高松町から、農振農用地外して何かしたいという声は聞いてはございません。
あと、定期的にといいますか、それぞれ要望があったときには、それぞれ対応はさせていただいているというのが現実でございます。
大きくでいいますと、5年に一度とかいうようなことで、総合的に見直すというような機会はございますけれども、もう既に終わってまして、また、今は個別に対応をしているというような状況でございます。
以上でございます。
○村岡委員長
以上で、議会報告会に関してはおおむね出たと思うんですが、
議会報告会関係に関してはこの辺でよろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それでは、
議会報告会関係に関してはこれで終了させていただきます。
引き続きまして、理事者報告が1件ありますので、よろしくお願いいたします。
○大前都市経営部長
都市経営部では、人口推計を行い、将来展望を立て、その中で地域産業が活性化され、若者が生き生きと暮らし、活躍できるまちというビジョンのもと、市から流出した20代、30代の若い世代、今後、流出が懸念される若者世代、地域が必要とする新たな外部人材をターゲットにしまして、基本目標を三つ、地元回帰と新たな外部人材の流入の促進、それから、目標2として、結婚、出産、子育てのしやすいまち、それから、基本目標3としまして、地域に根差す産業の活性化を通じて、仕事と雇用の創出をすると。これらの基本目標を立て、まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の素案を作成しました。
詳細は、担当課長より説明させますので、よろしくお願いしたいと思います。
○萩原
次世代創生課長
本日は、委員会の貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
それでは、西脇市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の素案につきまして御報告を申し上げます。
先月の議員協議会におきましては、総合戦略の骨子案を報告させていただきましたけれども、この総合戦略につきましては、今月の21日から
パブリックコメントを実施する予定としておりまして、その実施前に、改めて概要を報告させていただくものであり、そのため、前回と若干内容が重複する部分もあろうかと思いますが、その点、御了承いただきたく存じます。
それでは、お手元の総合戦略(素案)の素案概要と示しました薄いほうの資料で御説明申し上げますので、そちらをごらんいただきたいと思います。
まず、戦略を策定するに当たっての現状ということですが、1ページの①の自然動態を見ますと、本市においても、少子高齢化に伴い、死亡者数が出生者数を上回っており、そのマイナス幅は年々拡大する傾向にあります。
また、合計特殊出生率は県平均を上回ること、また、三世代同居率や既婚率も県平均を上回りますけれども、低下傾向にあることが現状にございます。
次に、②の社会動態ですが、10歳代後半から30歳代にかけてマイナスは大きく、その多くは、京阪神へ流出しており、次の2ページに移りますけれども、2000年以降は200人程度の減少で推移している状況でございます。
次に、2の、人口推計と将来展望です。
市で住基台帳をベースとしまして推計を行いましたところ、先ほど申し上げたような現状の状態が続くとしましたら、一番下のグラフの線となりますけれども、2040年には3万2,000人程度、また、2060年には2万5,000人を割り込む形となりまして、これは、国立社会保障人口問題研究所の推計とほぼ同じような減少傾向を示すものとなっております。
その中で、出生率が、人口置換水準であります2.07まで上昇し、現在の転出超過が半減をすれば、2060年には3万300人程度になるということで、これを本市の人口の将来展望といたしております。
これらの状況を踏まえた上で、3ページをごらんいただきたいと思います。
ここでは、先ほど、部長からもありましたけれども、ビジョン、ターゲット、基本目標を示しておりまして、まず、ビジョンにつきましては、地域産業が活性化され、若い世代が生き生きと暮らし、活躍できるまちということで、産業の活性化と、また、子育て世代も含めた若い世代が暮らしやすいまちを目指すものです。
次に、ターゲットにつきましては、特に、市から流出をしました20代から30代の若い世代、今後、流出が懸念される若者世代、また、地域が必要とする新たな外部人材を総合戦略における主なターゲットと考えております。
そして、基本目標でございますが、一つ目は、地元回帰と新たな外部人材の流入を促進します。
二つ目が、結婚、出産、子育てしやすいまちを実現します。
三つ目が、地域に根差す産業の活性化を通じて仕事と雇用を創出します。
ということで、前回お示ししました骨子の素案から若干文言は整理いたしておりますけれども、その方向性については特に変わるものではございません。
次に、4ページ以降をごらんいただきたいと思います。
総合戦略につきましては、それぞれの基本目標に応じました施策の基本的な方向性と具体的な施策。そして、5年後の数値目標となります重要業績評価指標、いわゆるKPIと、また、想定される取り組みを記載するという構成といたしております。
なお、施策の基本的な方向性については、前回お示しした骨子から若干整理をさせていただいております。
まず、基本目標1につきましては、地元から流出した若い世代の回帰の実現を目指すとともに、生活環境、経済環境が変化する中で、地域が必要とする人材の新たな呼び込みを目指し、流出抑制と転入促進を進めようとするものです。
ここでは、4ページと5ページとで示すような内容としておりますが、網かけをしております施策の基本的な方向性としましては、それぞれ西脇市で生まれ育った若者のUターンを促進します。若者が集い、活躍できるまちを実現します。地域が必要とする人材のIターンを促進します。情報発信を強化し、知名度や都市イメージの向上を図りますとして、それぞれに具体的な施策やKPIを設定しております。
次に、6ページをごらんいただきたいと思います。
基本目標2ですが、結婚や子育ての希望の実現に向け、切れ目のない支援策を実施し、実際の子供数を理想の子供数に近づけようとするものです。
ここでの施策の基本的な方向性は、結婚の希望を実現します、妊娠・出産の希望を実現します、子育てに伴う課題を解決し、産みたいと思える環境を実現しますとしておりまして、それぞれのステージに応じた具体的な施策やKPIを記載しております。
そして、8ページをごらんいただきたいと思います。
基本目標3ですが、将来にわたり活力あるまちを築いていくために、既存の資源やストックを見詰め直す中で、地域に根差す産業の育成や雇用の創出を図るとともに、農業、観光、商業、工業など複数の分野を結びつけ、全体の付加価値が高まるような施策を推進しようとするものです。
ここでの施策の基本的な方向性は、地域ブランド、播州織の競争力を強化します、地域に活力を生む商工業を振興します、地域特性を生かした農業を振興します、地域経済に貢献する観光交流活動を生み出しますとしており、地場産業、商工業、農業、観光の分野での具体的な施策やKPIを記載しております。
次に、10ページをごらんいただきたいと思います。
ここでは、重点プロジェクトを示しております。
国の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の中で、特に先駆的な事業として採択を受けました西脇ファッション都市構想、日本のへそ・おもてなしの推進につきましては、総合戦略の中でも重点プロジェクトとして位置づけをしておりまして、これらを複数の経済分野を結びつける中で、それぞれが価値を高め合うバリューチェーンの構築を進めますとともに、本市への新しい人の流れを生み出すことを目指して施策を推進してまいります。
また、シティプロモーションの実施につきましては、各種の施策の展開と同時に、その情報をいかに伝えていくかということも大きな課題となりますので、本市の持つよさを積極的かつ効果的に発信し、市外へのPRはもちろんですけれども、市内の住民の方々にも本市の魅力やすばらしさを理解していただけるよう、重点プロジェクトとして取り組んでいきたいと考えております。
最後に、11ページの、人口減少時代のまちづくりですが、これは、仮に、出生率が向上し、人口流出が抑制できた場合でも、人口減少は避けられないというふうな前提のもとで、先ほどまで説明をいたしました施策とあわせまして、人口減少時代においても、住民が地域で生き生きと暮らしていくために、ここで丸印で記載しておりますような、方向性に沿った取り組みを進めなければならないものと考えております。
以上、素案の概要の説明となりますが、今後のスケジュールといたしましては、
パブリックコメントを12月21日から実施する予定でありまして、
パブリックコメントが終了した後に、レイアウト等も整えまして、策定を完了する予定としております。
なお、この素案につきましては、現在、まち・ひと・しごと創生会議の委員の皆様からも御意見をお伺いしているところでございます。
また、本日いただく御意見につきましても、
パブリックコメントまではまだ若干日もございますので、反映できる部分があれば反映してまいりたいとも考えておりまして、創生会議委員の皆様や議会各位の御意見も勘案した後に、
パブリックコメントを実施したいというふうに考えております。
以上、総合戦略素案についての説明とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○村岡委員長
西脇市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略(素案概要)の報告は終わりました。
これに関しまして、御質問、御意見等ございましたらお願いいたします。
○古西委員
7ページの上のほうなんですけれども、子育てに伴う課題を解決し、産みたいと思える環境を実現しますという中で、想定される取り組みに、子供医療費の助成と予防接種費用の助成というのが上げられております。
ここで、予防接種費用の助成というのがちょっと気になりますので、私の意見を言わせていただきたいと思うんですが。
このたび、当市でも、子宮頸がんワクチン接種による副作用の問題が持ち上がりました。また、このたびの夏、新聞記事にもなりましたが、インフルエンザワクチンには、乳児や中学生に効果なしというニュースもありました。
それから、11月末ごろからニュースになっております、日本有数のワクチン製造会社、化血研が、承認を得られない製法でワクチンをつくっていた問題という、そういう問題もありますので、ワクチンに絡むさまざまな問題点や懸念が今取り上げられている状況だと思いますので、予防接種費用の助成というのは、私としては上げられないほうがいいのではないかなというふうには思います。
行政がワクチン接種を勧めるというのは仕事の一つだとは思うんですけれども、このような総合戦略などの大きな計画にまで乗せる必要はないのではないかなというふうに思います。
○萩原
次世代創生課長
今、予防接種費用の助成について御意見をいただきました。
これにつきましては、実際にいろいろな声を聞く中では、経済的負担の軽減ということで、こういった費用の助成もしてもらえないかというような意見がある一方、今、古西委員さんがおっしゃったようなリスクもございますし、例えば、市がこの助成をして、接種を勧奨して、それで何かあった場合にどうするんだという、そのリスクの問題等もありますので、ここには記載をしておりますけれども、慎重に検討を進めなければならない課題だというふうに認識しております。
御意見ありがとうございます。
○村岡委員長
ほかに意見等ございませんでしょうか。
○東野委員
今、私も
総務産業常任委員会に所属をしてるんですが、前期の
総務産業常任委員会として、特定所管ということでまとめて、先般の本会議の中でさまざまな個別の施策ということを提案させていただいています。
私も、前回の議論を踏まえながら、議会としてまとまったものを提出されたと思うんですが、そういうふうな取り組みというのは、具体的な形で、この中にこれからも反映をしていく、こういうことはできるんでしょうか。考えていただいてるんでしょうか。
○萩原
次世代創生課長
その委員会での意見につきましては、例えば、住宅費用の軽減策でありますとか、子育てに対する支援ということで、さまざまな御意見をいただいております。
この中で、特に、子育てに関する部分で提言いただいた部分につきましては、ほぼこの総合戦略で考える方向性と一致しているのではないかなというように考えておりまして、その部分は、形としてはもうそのまま取り入れさせていただいている部分もございます。
ただ、先ほど申し上げました給付金の部分につきましては、ちょっとなかなかこちらとしても、その費用対効果の部分で難しいなと思う部分も正直ございますので、今後、総合戦略を推進していく中で、さらに検討課題というふうに考えておりますので、また、そういった提言も踏まえながら、今後の具体的な施策に反映をできるだけさせてもらいたいというふうに考えております。
以上です。
○村岡委員長
ほかに御意見ございませんでしょうか。
○寺北委員
ちょっと一つ伺いたいんですが。
分厚いほうの本文の51ページの、公共交通の確保いうことで、下から6行目ですか、地域が運行主体となる市町村運営有償運送。ほな、この地域いうのは芳田地区とか比延地区とかいうのを地域かなと思うんやけれども、市町村運営有償運送、そこら辺はどのように考えたらええんかないうの、私は、単純に、もう地域か市かいう感じしか頭になかったものですから、これはどういうイメージになるんですか。
○萩原
次世代創生課長
これ、制度上のお話になってまいりますけれども、この市町村運営有償運送ですとか、過疎地有償運送も、道路運送法上に認められた制度であるということになっておりますけれども、実際、この市町村運営有償運送で申しますと、今、加東市でも既に実践をされておりまして、あくまで、市が条例に基づいて運営主体となりますけれども、実際の運行は、例えば、地区に委託するという形になりますので、例えば、市が条例を設置して、こういう運送しますと。ただ、芳田地区の、例えば、区長会ですとか、まちづくり協議会に委託をしてやりますよというふうな形の形態になりますので、そういったもので御理解いただきたいと思います。
以上です。
○寺北委員
そしたら、今度、つくしですか、黒田庄の、いうのは逆行するのかなというふうに単純に思うんです。それのひっかかりがあったんですけれども、そこら辺はどう考えられとるんですか。
○萩原
次世代創生課長
特に、今回のつくしバスのコミバス化につきましては、もともとのその公共交通計画のほうですね、それに基づく形で今回整備を進めていくということでしておりますけれども、この場合、特に、総合戦略の中で想定しておりますのは、より小さな区域といいますか、例えば、芳田地区には路線バスもございますと。ただ、そこにまでつなぐ路線ということでいろいろありますので、そういったきめ細やかな、路線でありますとかそういったものを、例えば、地区でやりたい、必要なんやというふうなことがありましたら、今後、支援の対象にしていきたいというふうに考えておりますので、そういうふうにちょっと御理解いただければと思います。
以上です。
○高瀬副委員長
2点、質問があります。
一つは、先ほど説明していただいた資料の10ページで、重点プロジェクトというのがありまして、三つあるんですけれども、これは、国から、ここ読んでると、特に先駆的な事業として、選択を受けた事業という表現になってるんですけれども、これは、選択されるためには、
〔寺北委員「採択」の声あり〕
あ、採択ですね。採択されるためには、こちらから何件か出して、例えば、10件出したとしたら、その中で、この三つ採択しますみたいな、ちょっとその決まり方が結構重要なところだと思うんです。
重点的だから、まず、とっぱしに優先的に取り組む分野だと思うので、これがどういう決まり方をしたのかというのが1点。
あと一つは、総合計画でもそうなんですけれども、5年間、例えば、この分厚いほうで言うと、7ページのほうで、総合戦略策定推進で、びゅうっとこう長い線が、5年間の5がずっと引いてあって、その間は何か走りながら考えましょうみたいなイメージで受けてしまうんです。
もう少し、せめて、1年単位ぐらいで、こういうことをやりますだとか、ちょっとできれば、そういうところまで具体的にできる部分はしたほうがええんやないかなと、ちょっと難しいことあるかもしれないんですけれども、ちょっとその2点をお聞きします。
○萩原
次世代創生課長
まず、1点目の、採択の話ですけれども、これ、ちょっとまず、国に採択されるというプロセスのことで説明させていただいてもよろしいでしょうか。
これにつきましては、先月、臨時議会もお開きいただきましたけれども、国の活性化交付金のほうの上乗せ交付金ということで、新たにこの2事業を申請いたしまして、それが、2事業とも丸々採択をされたということになっております。
これについては、市から国に提案させていただいた事業については満額採択という形になっておりまして、また、ここで、重点プロジェクトという形で上げさせていただいておるんですけれども、これは、あくまで、やっぱり西脇ファッション都市構想でありましても、へそのおもてなし推進につきましても、西脇にある地域資源を有効に活用しながら、いろいろな経済の、観光であったり、農業であったり、工業を結びつけて、組織横断的に取り組んでいく重点的な事業であるということで、あえて重点プロジェクトということで位置づけをさせていただいております。
それと、2点目の、5年間の計画期間の話ですけれども、この計画は、27年から31年までの5年間となっておりまして、今、まち・ひと・しごと創生会議というものも立ち上げて、実際、中身を議論いただいているんですが、この会議自体は今後も継続していく形で考えておりまして、その中で、事業の評価ですとか検証ですとか、また、来年度以降、どういったことに手を打っていったらいいのかということは、毎年、必ず議論はしていく予定にしております。
計画の、具体的などういった事業をやっていくかという部分になってきましたら、これは、毎年、総合計画の行動計画を策定しておりますので、その中で明らかにしていくのが一番いいのかなというふうに考えておりまして、そういった形で表に出していきたいなというふうに考えております。
以上です。
○村岡委員長
そのほか、何か御質問等ございませんか。
○古西委員
すいません、太いほうの48ページなんですけれども、観光のところで、DMOという言葉が出ているんですが、なじみのない言葉なので、これは具体的にどのようなものなのか教えていただきたいと思います。
それと、観光入れ込み客数が、基準値、平成26年度が110万6,000人、目標値が120万人ということで、5年間で10万人入れ込み客数を伸ばすというふうになっているんですが、現在、110万人の観光入れ込み客数があるというのは、どういうふうにして、これはちゃんとカウントできているものなんでしょうか。その辺をお伺いします。
○萩原
次世代創生課長
まず、1点目の、この西脇版DMOということで、このDMOの用語でございますけれども、官民連携観光交流推進組織ということで、今、国のほうは、こういった組織を立ち上げることを推奨しているということになっております。
この構成員につきまして、これ、例えば、市の観光協会でありますとか、市当局だけで進めていくのではなくて、例えば、民間の事業者とか、旅行業者さんとか、そういったものに入っていただいて、官民一体となって今後の観光振興について考えていこうとする組織だということで理解をしております。これがDMOということ。
あと、もう1点、観光入れ込み客数ですけれども、これ、統計データに基づいた数値といたしておりますので、このデータにつきましては、担当課のほうで確認をしていただいて、設定をしている数字でございますけれども、統計なりの信頼のおけるデータに基づいての数値ということで御理解いただきたいと思います。
以上です。
○村岡委員長
その他ございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、ほかにないようですので、理事者報告は終了させていただきます。
続きまして、6番目として、
特定所管事務調査ということになっておるんですが、これに関しましては、別途、常任委員会協議会にて行いたいと思いますので、これをもちまして、本委員会の予定は全て終了とさせていただきます。
お諮りいたします。
本委員会の審査経過とその結果の報告については委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
各委員におかれましては、長時間にわたり慎重に審議を重ね、妥当な結論をいただき、委員会が滞りなく終了できましたことをお礼申し上げます。
また、理事者におかれましては、市政運営に当たり、本日の委員会を通じて出された意見等について十分留意願いますよう申し添え、
総務産業常任委員会を閉会といたします。
本日はどうも御苦労さまでした。
△閉会 午後2時18分
平成27年12月9日
総務産業常任委員会
委員長 村 岡 栄 紀...